山手線で見る「トレインTV」大学生200人中6割が好意的も「雑学マリオがよかった」意見大勢


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株式会社RECCOOは22日、Z世代特化の調査ソリューション「サークルアップ」を通じて、JR東日本が展開する電車サイネージの放映番組「トレインTV」に関する大学生の意識調査結果を発表。現行のトレインTVについて約6割の大学生が「面白い」と評価した。

「面白い」と評価した理由については、「チョコプラの顔芸でクスッと笑える」「ヒカキンなどの人気YouTuberの出演で楽しめる」といった声や、満員電車でスマートフォンを操作できない状況での視聴価値があるとの意見が見られたという。

その一方で、「トレインTV」以前に放送されていたマリオやスプラトゥーン調で雑学を紹介するコンテンツ(通称:雑学マリオ)との比較では、約6割が「雑学マリオに戻してほしい」と回答。「少し賢くなれた気になるので見ていて楽しかった」「自分で予想しながら見れたので回答があっていた時はうれしかった」などの意見が挙がった。

また、同調査では電車乗車中の行動についても調査を実施。興味深いことに、SNSの閲覧を上回って「音楽を聴く」が最も多い結果となった。これについて同社は、電車内の混雑や乗り換えの影響で動画視聴に集中できない環境要因が影響している可能性を指摘している。

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調査日:2024年11月14日
調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
有効回答数(サンプル数):200人

著者 編集部 経済・社会担当
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