「推し活」消費は“月5,000円”が大勢…VTuberファンは「グッズ負担」悩み大きく 松井証券「推し活投資増えている」


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松井証券は30日、全国の20~69歳の「推し活」を行っている人1,000名を対象に「推し活とお金」に関する実態調査を実施、結果を公表。推し活における費用捻出には「節約」が挙げられたほか、費用は「5,000円/月が理想と現実のライン」と言及している。

費用負担は「グッズ消費」が最多、VTuberファンは特に悩みか

調査では「推し活」における悩みについて問うており、回答者からは「推し活に使える金額が少ない」を最多(43.0%)に、「貯蓄ができない」(41.3%)、「共有できる友人がいない」(26.1%)、「仕事や家庭の時間配分」(23.9%)など金銭的な悩みや人間関係や推し活をする時間に関する悩みが続いた(複数回答)。

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調査では金銭的な設問が行われており、費用を負担に感じたこととして「グッズの購入費用」(32.3%)が最多だった。そのうち、ジャンル別で見ると「VTuber」(41.7%)がもっともその割合が多くを占め、同率で宝塚や2.5次元も含めた舞台俳優も並んだ。

「推し活」に充てる費用分布では、月額5,000円未満が55.9%となり、10,000円以上を「推し活」に使っている率を上回る結果に。中には「国内アイドル」や「マンガ/アニメ/ゲームのキャラクター」に毎月200,000円を注ぐ猛者もいたという。そして、消費したい希望額が問われると5,000円/月以上を希望する人が半数以上と逆転していた。

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「VTuberや関連企業の株を買う」投資で“推す“層も

また、「推し活」の費用捻出の方法としては「節約」や「ポイ活」が多く、消費活動の延長線上での行動が最も多かった。一方で、「副業」や「投資」など追加の収入源から捻出している人もいたとして、「推し活」に30,000円の費用をかけている人の約3人に1人が投資を行っていることが分かった。

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証券会社ということもあり、レポートでは「推し活」の費用を「投資」で捻出している人の約半数が「新NISA」を活用しているとして「推しに関連する銘柄への投資を指し、『推し』が広告で出ている企業の銘柄を購入したり、推しの所属事務所と資本関係のある企業へ投資する」といった動きも見られたと伝えていた。

著者 編集部 経済・社会担当
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