劇場版『鬼滅の刃』無限城編、初の週末突入 三連休に劇場側は「臨戦態勢」ファン殺到も当日鑑賞は可能か


劇場版『鬼滅の刃』無限城編、初の週末突入 三連休に劇場側は「臨戦態勢」ファン殺到も当日鑑賞は可能か
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

人気アニメシリーズ『鬼滅の刃』より劇場版最新作「無限城編 第一章『猗窩座再来』」が7月18日(金)に公開された。早速本日より初の土日興行に突入するなかで、全国の劇場では高稼働で動員を見込んでいる。

2024年にテレビ放送された「柱稽古編」に続く今作は全三部作となる「無限城編」の1作目として、公開規模は「無限列車編」を超える全国443館(通常版390館+IMAX53館)とシリーズ最大規模となっている。

多くのファンが訪れた公開初日、午前0時から東京都・大阪府・福岡県など11都道府県24劇場で“世界最速上映”が行われるなど大いに盛り上がった。そして迎えた初の週末は三連休となっており、待ちに待ったファンはもちろん、一部では早くも「リピート予定」として2回目、3回目の鑑賞を予定するファンも確認できている。

作品人気と期待を背景に、公開前には各映画館が「臨戦態勢を敷いている」として話題に。首都圏のTOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、イオンシネマなど大手は複数のシアターでまさに「バスの時刻表並み」のスケジュールを組む徹底ぶりだ。

そうなると、ライト層を中心に週末唐突に観に行きたい!と思い立ってもチケットを取るのは難しいことが想定されるが、初週末であっても鑑賞自体は問題なく行える。しかし、19日時点では東京都内ではほとんどが「△販売中」との表記になっており、前方列のみとなっているため、両席はかなり難しいケースもある。

例外としてはレイトショーなどは「◯」や「◎」が多いほか、「109シネマズプレミアム新宿」のような鑑賞料金が比較的高めなシアターの場合は18日時点では狙い目。比較的良席が多く残っていることが確認できていた。

0718-270zs099

あえて時間差をとるのも策だが、初回限定のポップコーンボックス、会員向けキャンペーンなど興行各社が趣向を凝らしていること、そして不意なネタバレ回避を鑑みると、“完売必至”というわけではないので早めの鑑賞で最終決戦幕開けを見届けていただきたい。

アニメ「鬼滅の刃」は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作、ufotableが制作するアニメ作品。2019年4月にテレビアニメの放送を開始し、「竈門炭治郎 立志編」以降「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」を放送・配信。7月18日(金)にはファン待望の最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章が公開された。

著者 編集部 IT/デジタル担当
ほんの少し視点を変えてみるとテクノロジーはもっと面白くなる。そんな考えのもと、最新のIT、ガジェットに関するホットな話題や、エンタメを楽しむならコレ!といった耳寄り情報も提供しています。