庵野秀明氏、アニメ制作大手の取締役に就任 長期計画に「超大型SFロボット作品」明記するProduction I.G

アニメーション制作大手の株式会社IGポートは18日、子会社のプロダクション・アイジーにおける役員人事を公表。取締役として、新たに庵野秀明氏と田中智則氏が就任する予定であることがわかった。異動日は8月21日付となる。
新任取締役の一人である庵野秀明氏は1988年にOVA「トップをねらえ!」で監督デビューし、1995年のTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」監督として広く知られる。2006年には株式会社カラーを設立し現在も代表取締役を務めている。

プロダクション・アイジーは同名のアニメーションスタジオ「Production I.G」にて『攻殻機動隊』『黒子のバスケ』『PSYCHO-PASS』『ハイキュー!!』など多数の人気アニメ作品の制作実績を有する。

親会社であるIGポートが今月11日に発表した決算説明資料の中期経営計画によると、同社は長期的に「超大型SF作品」「超大型SFロボット作品」2本の大型出資をパイプラインに盛り込んでいることが明らかになっていた。これらの動きに関連する可能性もあるとして話題になっている。