男子小学生の好きなYouTuber、HIKAKINに迫る人気ゲーム実況者とは?約7割がYouTubeを30分以上視聴


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小学館の男子小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』は25日、読者1000名を対象に実施した「好きなYouTubeチャンネル(YouTuber)」に関するアンケート結果を発表。「HIKAKIN」が7.1%の支持を獲得し、首位に輝いた。

国内YouTuberのパイオニア的存在で知られるHIKAKIN(ヒカキン)は企画系動画を投稿する「HikakinTV」や、ゲーム実況に特化した「HikakinGames」にて多様なジャンルのコンテンツを展開している。

次ぐ2位にはゲーム「Minecraft」の実況で知られる「まいぜんシスターズ」が5.5%でランクイン。ウサギのぜんいちとカメのマイッキーによる2人組で、児童小説化されるなど、配信外でのメディアミックス展開も進めている。3位には同じくゲーム実況系の「ちろぴの」が4.6%で続いた。

ゲーム実況は最も視聴されるジャンルに…SNSは4人に1人やっている

注目すべきは、上位10チャンネルのうち7つがゲーム実況、特に「Minecraft」関連のコンテンツを主力としている点。この傾向は視聴ジャンルの調査結果にも表れており、「ゲーム実況」の視聴者が73.9%と圧倒的多数を占めた。ジャンルでは次点に「興味のある企画」(34.4%)、「アニメ」(27.9%)、「マンガ・アニメの考察」(12.1%)と続いている。

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SNSの利用実態調査では、自分専用のアカウントを「持っていない」との回答が75.1%に上った。SNSの中では「LINE」の利用が18.8%と最も多く、「X」「Instagram」「TikTok」はいずれも3%台にとどまった。1日のSNS利用時間も「0分」が67.1%を占め、現代の小学生男子の間でSNSの浸透度は限定的であることが判明。もっとも、XなどのSNSはアカウント開設の年齢制限が設けられていることも影響しているようだ。

一方で、YouTubeなどの動画視聴時間については、「31分~1時間」が23%で最多となり、2時間以上視聴する層も一定数存在。全体の7割以上が30分以上視聴していることが明らかとなった。

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コロコロコミック研究所所長の小林浩一氏は「自分の家にいながら、同時接続で友達と一緒にゲームで遊び、YouTubeのゲーム実況で攻略法を学ぶデジタルネイティブな子ども達の姿が浮かんでくるアンケート結果です」とコメントしている。

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『コロコロコミック』でも「コロコロチャンネル【公式】」、「ブラックチャンネル」をはじめとした様々なYouTubeチャンネルを展開しており、全チャンネル合わせた登録者数は260万人

2024年コロコロコミック2月号 ビッグアンケート
調査期間:2024年1月15日~2月14日
調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
調査機関:自社調査
有効回答数:応募総数:1775、集計数:1000
調査方法:雑誌のハガキアンケート

著者 編集部 経済・社会担当
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