【23最新】無料でアプリ版YouTube広告を消し去る唯一の方法(AdGuard)
本記事ではYouTube Vencedの代替として有用な「アプリ版YouTube」で動画広告をブロックして消し去る唯一の方法を解説する。
Braveでは不可能な「アプリ」での広告削除
一般的な「YouTubeで広告ブロック!」と題したブログは所詮広告ブロック機能を搭載したブラウザ上でm.youtube.comを開くだけで、完璧な広告ブロックでは無い。
Vanced御臨終の代替は唯一
Androidスマートフォンで嘗て人気を誇っていた(悪しき魔改造YouTubeアプリ「YouTube Venced」。一般的な広告ブロックブラウザでは決してできないアプリ内での動画広告の削除を行う(悪しき)アプリだ。
そんなVancedなのだが、Googleからの警告を受けて3月14日にリリースの停止を発表した。
今後は本記事で紹介する「無料版AdGuardの導入」以外にアプリ版YouTubeで広告ブロックする方法はない。
AdGuardとは?
AdGuardとはAdGuard社が提供する広告ブロック特化のAndroidアプリだ。無料版と有料版が存在する。
一般的な広告ブロックアプリとの決定的な違いは「ブラウザ上のブロックではなく、Android OS上で通信を遮断する」という点だ。
通信レベルで広告を遮断するため、YouTubeアプリでも広告がブロックされるという寸法だ。
AdGuardで広告を消し去る手順
それではAdGuardを早速導入していく。
以下手順は以前公開した「AdGuard完全導入ガイド」を一部抜粋したものである。分からなくなったり、詳しい手順が知りたい場合は以下を参照。
AdGuardをインストール
まずはインストール。と言ってもアプリの特性上、Google Play Storeには公開されていない。公式サイトのインストール手順に則ってインストールを行う。
公式サイトにアクセスして、ダウンロードボタンを押すか、以下の直接ダウンロードリンクからダウンロード可能だ。(リンク先の安全性は検証済みです)
するとapkファイルがダウンロードされるので、アプリを選択する。すると、ブラウザによっては「危害を与える恐れがある」と警告されることがある。本記事並びにアプリ提供元を信頼するかどうかは自己責任でお願いします。
ダウンロードされたapkファイルをタップしてインストールしましょう。特に問題なくボタンをタップするだけなので難しくはありません。
AdGuard初期設定
インストールが終わったら早速AdGuardアプリを起動。はじめに利用規約等を確認して同意。
あとはウィザード通りに勧めていけば問題無いはず下部の黒テキストの「クイック設定(所要時間1分)」を選択しよう。
特にHTTPS証明書については注意点と事前に理解してほしいポイントがあるので急ぎでない場合は以下を見てもらいたい。
無料版でも動画広告は非表示に
AdGuardで広告ブロックをONにした状態でYouTubeアプリを起動したら動画広告が消えている。
注意点としては動画広告以外は消えないことだ。たとえば関連動画の一番上に頻繁に出てくる広告は消えないということ。
また、アプリの起動状況によっては消えない場合があるのでその際は一度アプリを閉じるなどの操作をすると良い。
AdGuardのON/OFF切り替え
Androidの通知メニューにAdGuardのアイコンを置くことができ、アプリを起動せずともそのアイコンを押すだけでON/OFFを切り替えられる便利な機能もある。
また、AdGuard実行中はデフォルトでブロック履歴が表示される。設定で非表示にする事も可能。
極力は広告を見よう
視聴者が観た広告で発生した収益はYouTuberなどのコンテンツ提供者に還元される。そのため、通信量が心配だったり過剰に多すぎたりしない限りあまりこのようなブロッカーの利用は極力控えるようにしたほうが良いかもしれない。
以上、無料版AdGuardを活用したYouTubeアプリの広告を消し去る手順を解説した。
※本記事の手順を行うことで発生した損害についてはいかなる責任を負いかねます。ご了承下さい。
※Edited by 外部編集部