メルカリ、新たに神栖市と連携 「メルカリスタジアム」の鹿嶋市に続き地方自治体と結束強化


メルカリ、新たに神栖市と連携 「メルカリスタジアム」の鹿嶋市に続き地方自治体と結束強化
メルカリ

メルカリは10日、神栖市、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーと地方創生事業に関する包括連携協定を締結したことを発表した。神栖市の地域経済活性化や市民サービス向上、持続可能な地域社会の構築を目指す。

協定の正式名称は「神栖市、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー及び株式会社メルカリの連携・協力に関する包括協定」。メルカリが持つ通信技術の活用や、鹿島アントラーズの資源を活用した地域経済の活性化を実現することを目的とする。

連携事項としては、以下の項目が盛り込まれ、官民の枠にとらわれることなく、三者が連携して地域活性化等に向けた事業を推進するとしている。

  • (1)プロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」を中心とした地域活性化の企画及び実行
  • (2)デジタルトランスフォーメーション技術及び官民データを活用した神栖市の課題の解決及び新たな価値の創出
  • (3)地域医療課題解決のための取組の企画及び実施
  • (4)教育、文化及びスポーツの振興並びに人材育成
  • (5)その他神栖市における地方創生事業の企画及び実施
  • (6)循環型社会の推進に関する企画及び実施
  • (7)前各号に掲げるもののほか、各当事者が合意する事項

メルカリといえば、先月19日に神栖市と鹿島アントラーズとが協定締結を行い、茨城県立カシマサッカースタジアムのネーミングライツを契約。27月1日よりスタジアム名の新愛称が「メルカリスタジアム」に決定した。

新ネーミングの由来について同社は「メルカリの名前をシンプルに活用することで、覚えやすく、呼びやすい愛称にするとともに、メルカリが鹿島アントラーズおよび地域社会に対して一層深くコミットしていくという強い決意が込められている」としていた。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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