メルカリが「ゴールドカード」を発行 店舗実質2%還元、付帯サービスなど魅力アピール


アイキャッチ画像

メルカリ内の決済サービスを運営する「メルペイ」は17日、新たなクレジットカード「メルカード ゴールド」の提供開始を発表した。既に展開されている「メルカード」の上位版として位置付けられ、利用限度枠の引き上げやポイント還元率の向上、付帯サービスの追加など、従来の機能を強化している。

メルカードはフリマアプリ「メルカリ」が発行するクレジットカード。メルカリの商品購入時、利用状況に応じて最大4%のポイント還元が受けられるなどの特徴があったが、今回の「メルカード ゴールド」は前記のメルカリ内還元に加えて、街の店舗での利用で実質最大2%のポイント還元を受けられる。

※実質2%は「街のお店での支払いのみで年間200万円ご利用の際、常時ポイント還元(1%)の20,000ポイント、ボーナスポイントの累計20,000ポイントを合わせて実質2%相当の40,000ポイントを還元」との注釈あり。

0320-9hiwtlc2

また、年間利用額に応じたボーナスポイントや年会費無料の特典が適用される。メルペイによると「メルカリ」の利用実績をもとにした独自の与信モデルを活用し、最大300万円の利用限度枠を設定できる点も特徴。ショッピング保険やスマホ保険、国内外の旅行保険のほか、空港ラウンジ利用や空港宅配サービスといったゴールドカードならではの付帯サービスも充実している。

メルペイは、2022年11月に「メルカード」を発行して以来、カードの発行枚数が400万枚を超えたと説明。また、クレジットカード市場においてゴールドカードの保有が一般化していることに触れ「『支払いを1枚にまとめたい』『より還元率の高いカードがほしい』といった利用者の声に応える形で本カードを提供する」としている。

「メルカード ゴールド」の年会費は5,000円だが、「メルカリ」での売買や「メルペイ」での年間利用額が50万円以上に達した場合、翌年度の年会費は無料となる。

著者 編集部 IT/デジタル担当
ほんの少し視点を変えてみるとテクノロジーはもっと面白くなる。そんな考えのもと、最新のIT、ガジェットに関するホットな話題や、エンタメを楽しむならコレ!といった耳寄り情報も提供しています。