接客、皿洗い…10分間働くと料理を提供。メルカリの“スキマバイト”魅力伝える「中華飯店」イベントに1300名
メルカリが新たにサービスを開始したスキマバイトアプリ「メルカリ ハロ」は5日から8日までの4日間、新宿のサナギで「お金で払えない中華飯店」を開催。会期中に約1,300名の来場者を集めたことを明らかにした。
本イベントは、近年注目ワードとなっているスポットワークやスキマバイトを手軽に体験できる用設計された施設企画。会場では中華料理店との設定で、お皿洗いやホールスタッフ、着ぐるみなどの仕事を約10分間「スキマバイト」として体験するというもの。
一日のスキマ時間は「3時間」試算、スポットワークで「タイミー」追う
バイト体験後はそのまま渋谷の老舗中華店「兆楽」監修の料理を楽しめる仕組みとなっており、まさに「お金で払えない」を体現した内容に。初日から最大90分の待ち時間が発生したという。
担当者は「没入型の体験を通して、「面接・履歴書不要」「すぐに給与が受け取れる」といったスキマバイトならではの特徴を体感してもらい、今後気軽にスキマバイトを始めるきっかけをつくることを目指した」と紹介。来場者からは「久しぶりのバイト体験で楽しさを思い出した」などの声が見られた。
メルカリはイベントに先立ち、1人当たりの1日のスキマ時間は約3.0時間、年間では約1,095時間に達するとの試算も公表。同社は、スポットワーク市場が2030年までに5兆円規模に成長すると予測しており、柔軟な働き方への需要の高まりをアピールした。