【レポート】バーチャルシンガー・花譜、シンガポールで初のライブ披露…英語MC&英語Ver.で海外ファンに届ける
KAMITSUBAKI STUDIOに所属するバーチャル・シンガーの花譜が、先日12月1日(日)にシンガポールで開催されたAnime Festival Asia Singapore 2024にて、初ライブ出演を披露した。
花譜は2018年、当時14歳にデビューしたバーチャル・シンガー。現在YouTube登録者数は100万人、総再生回数は3億回を突破する。「組曲」シリーズでのアーティスト・コラボレーションも話題となり、2022年8月に日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を開催するなど、国内外にファンの多い同氏が、シンガポールの場に初登場した。
海外公演は2020年中国での「Bilibili World 2020」出演以来4年ぶりとのことで、この日は12月1日(日)LIVE STAGE「AFA x I love anisong」の2番手として登場。自身の代表曲「過去を喰らう」からスタートし、イントロでは「初めまして、花譜です!今日は最後までよろしくお願いします!」と英語で話し、観客とともに盛り上がった。
続く2曲目は、2021年に公開された映画「映画大好きポンポさん」から挿入歌「例えば」を披露。歌い終わると大きな拍手の中、英語で「初めてのシンガポール、チューインガムを持ってきちゃダメとか調べてきました。他に何かあれば教えてね!そして英語でMCをするのも初めてです。伝わってるかな?」と微笑ましいトークを披露すると、会場からは声援が飛び交った。
そして、3曲目は、2020年にO.Aされたアニメ「ブラッククローバー」のEDテーマとなった「アンサー」を、今年活動6周年を記念してリリースされた英語バージョン「Answer -English ver.-」でライブ初披露。勢いそのままに12月25日にリリース予定の4枚目のオリジナルアルバム「寓話」より、「ゲシュタルト」、コラボシリーズ”組曲”から、ツミキ提供曲「チューイン・ディスコ」と、ダンスチューンでオーディエンスを盛り上げたところで、ラストを飾ったのは、アニメ「うる星やつら」のEDテーマとなったMAISONdes「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」を披露。
会場は最高潮にヒートアップ。最後に花譜から「私も本当に楽しかったです!またどこかでみなさんにお会いできますように!」とライブを締め括った。また、同日のライブステージでは花譜に加えてヰ世界情緒は日本からリモート生出演し質問コーナーに参加。またKAMITSUBAKI STUDIOが手がける、2025年O.A予定のアニメ「神椿市建設中。」の見どころを伝えた。
Anime Festival Asia Singapore 2024
1.過去を喰らう
2.例えば
3.Answer -English ver.-
4.ゲシュタルト
5.チューイン・ディスコ
6.トウキョウ・シャンディ・ランデヴ