「銀魂」アニメ再編集上映「金魂」編公開…杉田智和、母親からの「智和、お前いらないぞ」電話振り返る
「銀魂」アニメシリーズの再編集劇場企画「銀魂オンシアター」より、新作映画『銀魂オンシアター2D 金魂篇』が公開されたことを受け、先日23日(土)、新宿バルト9にて舞台挨拶が開催された。イベントには主演キャストの杉田智和さん(坂田銀時役)、阪口大助さん(志村新八役)、釘宮理恵さん(神楽役)が登壇した。
新情報として、プロジェクト第4弾『銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇』が2025年2月7日から、『銀魂オンシアター2D かぶき町四天王篇』が2025年2月21日がそれぞれ劇場公開されることが決定した。
全国の劇場とライブビューイングで開かれた今回の舞台挨拶。本編上映後の約30分間にわたり行われ、オープニングでは舞台裏から万事屋メンバー3人の影ナレーションでスタート。会場の期待感が高まった後、杉田さん、坂口さん、釘宮さんが元気良く登壇し挨拶を行った。特に注目を集めたのは、本作の主役とも言える坂田金時役の中村悠一さんがイベントには参加できなかったため、代わりに「坂田金時等身大パネル」を杉田さんが抱えて登場したことである。杉田さんは、「隣は(坂田金時)パネルです。よろしくお願いします!」と挨拶し、さっそく会場の笑いを誘った。
その後本格的なトークがスタート。今回上映された『金魂篇』の新たな映像や収録時の裏話が披露。杉田さんは当時『自分の代わりの人がアフレコしているから、当時まったくアフレコスタジオに行かなかった』と語ったり、放送後にご自身の母親から電話がかかってきて、『あの中村って方はすごい。智和、お前いらないぞ。』と言われてしまったとも語るなど、笑いを誘った。
続いて、実は事前に収録されていた中村悠一さんのVTRが会場で披露され、中村さんは当時本作に全力投球した思い出や、今回のおまけパートで久しぶりに金時を演じて、銀さんほか万事屋メンバーとの掛け合いでの心地よさを感じたことなどを語った。中村さんのVTRを受けて、杉田さんは「コメントが100点。」と語り、阪口さんと釘宮さんは、「万屋と、そしてかぶき町のみんなの信頼感を感じる」と述べた。
ジャンフェスに向けての期待も高まる一幕も
舞台挨拶の後半では、『金魂篇』上映のラストに予告として公開された、次回第4弾となる『銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇』と『銀魂オンシアター2D かぶき町四天王篇』の劇場公開決定に関して、登壇者がそれぞれ当時の思いを語った。
釘宮さんは「実はシリーズでかぶき町四天王篇が一番好き」と語り、杉田さんは「この2作品は、12年前の2012年に1日だけのイベント上映されましたけど、まさにこの場(新宿バルト9)で上映して、俺たちも舞台挨拶で登壇したんですよね」と思い出を交えつつ、次回上映に向けての意気込みを語った。
舞台挨拶の終盤では今後の『銀魂』の展開についても触れられた。特に、2025年12月に開催されるジャンプフェスタで発表予定の「3年Z組銀八先生」の新PVについては、ここで阪口さんから、「今日は一足先に、皆さんにPVの一部をお見せしちゃいます!」と、新PVの数カットがスクリーンに映し出された。登壇者からは「静止画なの?」とツッコミを入れられつつ、初公開のカットに会場は盛り上がった。
「銀魂オンシアター2D 一国傾城篇」作品情報
『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた、単行本累計発行部数5,800万部以上(空知英秋/集英社 ジャンプコミックス刊)。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして人情や絆も詰め込んだ痛快エンターテイメントが名を馳せ、テレビ&劇場アニメシリーズ化、実写映画化などメディア化実績も多数。さらに、昨年3月にはスピンオフ小説「3年Z組銀八先生」(著:大崎知仁/原作:空知英秋)のアニメ化も発表され、現在鋭意制作中。
原作:空知英秋(集英社 ジャンプコミックス刊)
監督:藤田陽一
監修:高松信司
脚本:大和屋 暁、横手美智子、下山健人
キャラクターデザイン・総作画監督:竹内進二
配給:バンダイナムコピクチャーズ
坂田銀時:杉田智和
志村新八:阪口大助
神楽:釘宮理恵
月詠:甲斐田裕子
佐々木異三郎:森川智之
今井信女:平野 綾
朧:井上和彦
徳川定々:土師孝也
六転舞蔵:千葉 繁
鈴蘭:一龍斎貞友
徳川茂茂:小野友樹
©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス