メルカリ、高額商品の取引で本人確認を義務化 マイナカード読み取りを実施


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フリマアプリ「メルカリ」では3月19日より、高額商品の出品および購入時に「本人確認(eKYC)」を必須とすることを発表した。利用者がより安心して取引を行える環境を構築するための措置として導入すると説明している。

メルカリによると、これまでも本人確認プロセスは銀行口座の登録や口座からの入金時において、不正対策の一環として行っていた。さらに2024年11月には、安全対策の強化および補償方針の見直しを実施。不正利用者の排除を目的に「本人確認の対象の拡大」「関係当局や警察などとの連携強化」などを進め、リスクの高い取引に対して本人確認の範囲を拡大したとアピール。

今回の新たな措置により、高額商品の取引においては、出品者、購入者双方が本人確認を行なっている場合のみに制限されることとなる。

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本人確認の手続きには、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取る方法、またはスマートフォンを用いた本人確認書類と顔写真の撮影による方法が用意されており、メルカリアプリから。対象となる具体的な取引金額などの詳細は公開されていない。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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