“借りパク転売”報告挙がったChargeSPOTバッテリー、メルカリで「禁止出品物」に指定 罰則の可能性ありと警告


“借りパク転売”報告挙がったChargeSPOTバッテリー、メルカリで「禁止出品物」に指定 罰則の可能性ありと警告

モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を運営するINFORICHは、同サービスのモバイルバッテリーがフリマアプリ「メルカリ」で禁止出品物として取り扱われることになったと発表した。株式会社メルカリと連携し、同社の利用規約違反に該当すると判断されたことを確認したという。

これに伴い、メルカリ上のChargeSPOTバッテリーの該当出品は削除対応が実施される方針となる。同社はその他のオークションサイト(ヤフオク!など)についても、該当する出品について対応方針の検討が進められていることを明らかにしている。

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ChargeSPOTをめぐっては、貸与したバッテリー製品がフリマアプリにて転売されている事例が確認され、問題となっていた。同社はモバイルバッテリーについて、同社の利用規約に基づいて貸し出されているものであり、ユーザーには「バッテリーを原状どおり返却する義務がある」と言及。

そのうえで、バッテリーをフリマアプリやオークションサイト等で「出品・転売・譲渡等する行為は利用規約に明確に違反する行為であり、場合によっては刑法上の罰則が科される可能性もある」と警告した。

加えて、安全性の観点でも問題があるとも説明。ChargeSPOTのバッテリーは「適切に返却されることによって24時間体制での安全管理が効果的に機能する仕組み」だとしたうえで、長期間同社の管理下を外れるバッテリーについては「安全性を十分に保証することができない」と注意している。

同社は「不正な転売や譲渡、またそのようなバッテリーの購入や保有は、重大な事故やトラブルに繋がる恐れがある」として、このような行為を控えるよう強く呼びかけた。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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