コロプラ、スキマバイト「タイミー」東証上場で保有株式を半数売却 前期純利益の3割近い貢献見込む


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モバイルゲームの企画開発を行う株式会社コロプラは21日、スキマバイト・スポットワークアプリ「タイミー」を提供する株式会社タイミーが東京証券取引所グロース市場へ上場することを受けて、同投資事業を通じて出資していた保有株式を一部売却すると発表した。

同社はベンチャー企業などへの投資を目的に投資事業組合「コロプラネクスト3号ファンド」を設立しており、タイミーの株式を1,530,000株保有しているが、今回のIPOを受けて保有分の50%=765,000株を売却するという。

タイミーはスキマバイトの募集や応募を行うアプリサービス。働き手は働きたい案件に申し込むだけで、履歴書や面接無しですぐに働くことができ、勤務終了後すぐに報酬を受け取れるほか、事業者は条件にあった働き手と、システムを介して自動的にマッチングすることができる。スポットワークさ新しい働き方として注目されており、直近にも「メルカリ」が参入するなど競争も本格化しつつあるが、タイミーは先行する事業者として今回のコロプラをはじめ、多数の出資元からの調達を行っていた。

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コロプラ発表「連結子会社等による有価証券の一部売却に関するお知らせ」

受渡期日は7月26日を予定しており、売却価格は同月18日に決定する。また、本売出しによる売上高や売上原価、営業外損益への計上は当期会計期間(2024年9月期)に行うとしているほか、その利益寄与額は前連結会計年度(2023年9月期)の当期純利益の30%以上を見込んでいる。

※編注…2023年9月期 当期純利益は18億9,300万円、株式の取得原価は合計2,900万円。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。
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