KLabが『ジョジョ』新作ゲーム企画を再始動 中華系協力で国外向けにリリース予定、gumiも同様企画を進行中


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モバイルゲームの企画開発を行うKLabは19日、人気アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを題材とする新作スマートフォンゲーム開発の再始動を発表した。ジョジョの奇妙な冒険製作委員会から許諾を受け、日本を除く全世界で2026年のリリースを予定している。

KLabは2020年に『ジョジョの奇妙な冒険』を原作とする新作モバイルオンラインゲームの配信権利を獲得していたものの、開発パートナーの都合によりプロジェクトは一時中断していた。このたび、配信パートナーとして中国北京市に本社を置く「互愛互動(北京)科技有限公司(WANDA CINEMAS GAMES)」とパートナーシップを新規に締結したことで、共同開発プロジェクトを再開することとなったという。

KLabは収益機会の拡大を目指し、「海外向けゲーム開発支援モデル」を2023年頃より推進しており、今作では、日本のIPホルダーからゲーム化のライセンスを受け、海外パブリッシャーと共同でゲームの開発と配信を行い収益を得るビジネスモデルを採用している。同社は「これまでの事業を通じて構築してきたIPホルダー及び海外パブリッシャーとの関係性、IPを活かしたゲームの開発力に加え、ゲームを世界中に展開してきたことで得た知見を活かし、同モデルを推進することで、さらなる事業の拡大を図ってまいります。」とコメントした。

なお、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのゲーム化をめぐっては、2023年に同業他社であるgumiが新作ゲーム化案件を獲得していた。こちらは配信エリア等について明かしてはいないものの「実績のある当社ゲームエンジンを効率よく活用することで開発コストを下げ、継続的な安定利益を創出」するとして、2026年以降の早期配信の検討を言及。海外展開を念頭に置く場合、両者2作品の同時期展開なども有り得る。

オタク総研編集部

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