人気SNS「Snapchat」が日本法人設立=日本らしいARコンテンツの拡充を目標


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3月29日に大手SNSサービス「Snapchat」を運営するSnap Inc.が日本法人の設立を発表した。
本社は若者文化とクリエイティビティの中心地・原宿。

Snap日本代表・長谷川倫也さんは、自身の経験を活かし、Snapchatのユーザーやクリエイターのコミュニティ構築・パートナーシップの拡大・日本国内のニーズに沿ったプロダクト強化に取り組んでいくと意気込まれているま同時に日本ユーザーの体験向上のため、国内のチームを拡大していくとのこと。

日本代表・長谷川倫也氏

日本に合ったキャンペーンも順次開始

日本で多くのキャンペーンを予定されているとのことで、日本独自のコンテンツやクリエイティブなツールが続々と提供される。

日本の若者をターゲットに、数千人に及ぶ大学・専門学校の生徒と連携し、Snapが無料提供するAR制作デスクトップアプリ、「Lens Studio」によって作られたレンズの提供を開始するとのこと。
同時に「Snap Star」として国内のインフルエンサーを支援する。

日本での成長には日本の文化に根付いた活動が不可欠とし、Snap Japan は日本文化をARで祝い、日本らしいレンズの開発を行うとしている。

日本のアニメにインスパイアされた、「Anime Style」レンズは2020年にリリース。世界中で人気を集めている。

Anime Styleの例

Snapchatとは?

主に海外で人気を博しているカメラとARフィルターを活用した写真撮影を中心にコミュニケーションを行える全世界ユーザー3億人超えのSNSサービスである。

なかでも、今では一般的となった「一定時間後に自動的に消える」という、プライバシーに配慮した投稿の発明者でもありInstagramなどに影響を及ぼしている。


情報提供:Snap Inc.

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。