高額なストア手数料を回避?スマホゲーム「メメントモリ」が“野良アプリ版”を提供 課金額の1割強をユーザーに還元


アイキャッチ画像

スマートフォン向けアプリゲーム「メメントモリ」は21日、新たに「APK版」の提供を開始した。アカウント連携機能なども実装し、同日よりダウンロードが可能になっている。

APKとはAndroid Package Kitの略で、Android上で任意のアプリをインストールすることができるファイル形式(Windowsでいうexeのようなもの)。通常、Androidは「Google Playストア」を経由してアプリのインストールやアップデートを行うか、APKを使うことでPlayストアの審査に落ちたアプリや開発途中のアプリを使える一方、安全性の担保はできないことから“野良アプリ”とも称される。

この度「メメントモリ」はAPK経由でのインストールを行うAPK版の提供を開始。公式サイトよりパッケージをダウンロードすることができるほか、アカウント連携を行うことで、プレイデータをも引き継ぐことができるという。

Playストアを経由しないインストールで大幅還元

手数料分をユーザーに還元方針か

APK版の提供にあたってその理由は特段示してはいないものの、主にアプリストアでの高額な手数料を回避する狙いがあると見られている。Playストア規約によると、現行のアプリ内課金の手数料はおよそ「15%〜30%」程度で、最低の15%が適用されるのは年間収益が100万ドルを満たない場合となっており、一部の大手デベロッパーは多額の支払いが発生している。

こうした中で、アプリやゲーム提供各社は「Webサイトを通じた課金」などのPlayストアのガイドラインに適合した回避策を採っている場合もあり、今回のメメントモリも同様に「APK版を提供=Playストアとの関与しない」ことがそれに該当するものと見受けられる。

今後も引き続きPlayスア版の提供を行うとのことだが、APK版への移行を行ったユーザーに対しては、課金額の11%を独自ポイントとして還元される機能が利用可能になる。貯めたポイントは次回以降に使うことができるほか、有償通貨をお得に購入できる施策も用意されている。

© Bank of Innovation, Inc.