ASUS、Snapdragon X Elite搭載ノートPCを国内発表　「Copilot」キー搭載、次世代のAI体験をアピール

ASUSは21日、クアルコム社のラップトップ向けSoC「Qualcomm Snapdragon X Elite」プロセッサを初めて搭載した新型ノートPC「ASUS Vivobook S 15」を発表し、日本国内での発売が決定した。同日より公式オンラインストア「ASUS Store」他で予約受付中で、6月18日に発売を予定している。

今回発表された「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」は、Microsoft社がAIの活用を促進するために設定した「Copilot＋ PC」に認定されたノートPCとして、プロセッサにSnapdragon Xシリーズを採用。AI機能専用のNPU「Hexagon NPU」を内蔵することで、AIを活用したアプリケーションをデバイス上で動作させる性能を有しているとアピール。キーボードにはMicrosoft社が提供するAI「Windows Copilot」を簡単に呼び出すことができるCopilotキーも新たに設けられた。

高効率プロセッサと70Whバッテリーを搭載することで長時間のバッテリー駆動を実現しながらも、重量は1.49kgと15.6型クラスノートPCとしては比較的軽量。ディスプレイには3K有機ELを採用し、液晶ディスプレイよりも鮮やかで美しい表現も可能なほか、180度まで開くことができるため、机や膝やベッドの上など、柔軟な用途にも耐用する。

■ASUS Storeで詳細を確認：ASUS Vivobook S 15 S5507QA

価格は249,800円から、同時発表の「Snapdragon X Plus」プロセッサ搭載モデルも同じく日本国内で展開を予定している。