メルカリ、スキマバイト事業から撤退 後発として「タイミー」追えず


メルカリ、スキマバイト事業から撤退 後発として「タイミー」追えず

メルカリは14日、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」について、2025年12月18日をもってサービス提供を終了すると発表した。

「メルカリ ハロ」は「だれでも、すぐに、かんたんに」スキマバイトができるサービスとして2024年3月に提供を開始。「タイミー」をはじめ競合他社がいるなか、後発での参入となったが、この度市場環境の変化やサービスの利用状況などから総合的に判断し、提供終了に至ったという。

メルカリは「これまで『メルカリ ハロ』をご利用いただいておりましたお客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます」とコメントしている。

また、介護・医療関連の求人を探す利用者に対しては、求人連携の提携先である株式会社ベネッセキャリオスが提供する「キャリオス1DAY」の利用を案内。求人パートナーに対しても同サービスへの移行サポートを実施する。

メルカリは現在、グループミッション「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」のもと、マーケットプレイスの枠を超えた展開を進めており、直近ではMVNO携帯通信サービス「メルカリモバイル」を始動。「ギガを売買できる」というユニークな角度で、メルカリアプリを軸としたサービスを提供している。

Yoshioka

著者 Yoshioka
オタク総研媒体統括 兼 株式会社オタクリエイト代表取締役。アニメ、テクノロジー(ガジェット)、コンテンツビジネス、システム開発などを取り扱っています。PRプランニングやIP調達、制作事業の統括も兼任。好きなものは新作アニメ、海外スマホ、東南アジア。