価格下落の「iPhone 15」頭角表し始める…整備済中古スマホ販売ランキング、iPhone SEが上位維持


価格下落の「iPhone 15」頭角表し始める…整備済中古スマホ販売ランキング、iPhone SEが上位維持
2023年に発表された現行機種「iPhone 15」シリーズ2製品

リファービッシュ品(整備済中古品)電子機器を国内外で取扱う専門マーケットプレイスBack Market Japanは8日、2025年7月1日から9月30日の間に日本、米国、欧州のBack Marketで取り扱ったリファービッシュスマートフォンの販売台数ランキングを発表した。

今回のランキングでは、定番モデルである第3世代のiPhone SE(2022)とiPhone 13に加え、iPhone 15が日本・米国・欧州すべての地域でランクインした。発売から2年が経過し、リセール価格が減少したことで、iPhone 15が中古・リファービッシュ市場で頭角を現しだす結果となった。

日本市場ではiPhone SE(2022)64GBが1位を獲得し、2位にiPhone 13 128GBが続いた。iPhone 15 128GBは10位にランクインした。一方、これまで同様、日本国外ではトップ3にiPhone SE系はランクインしておらず、国内特有の結果となった。

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米国ではiPhone 13 128GBが1位、iPhone 14 128GBが2位となり、iPhone 15 128GBは4位に入った。欧州でもiPhone 13 128GBが1位、iPhone 14 128GBが2位で、iPhone 15 128GBは3位と上位に食い込んだ。

同社担当者は「日本市場ではiPhone SE(2022)が新品発売当時から65%以上下落し、2万円台前半から購入可能となり、コストパフォーマンスの高さが支持され、安定した人気を示しています。一方、iPhone 13も新品時の半額近い価格まで下がり、性能面と合わせて堅調な需要を維持しました」と分析。

iPhone 15については「日本市場における販売価格は新品発売時から約35%下落し、8万円台前半で購入可能となったことで、最新に近いモデルをより手頃に求める層の需要が拡大しています。iPhone 17の発売を背景に、価格の下落が一層進むと見込まれることから、iPhone 15は今後さらにリファービッシュ市場での存在感を高め、浸透が加速していくと予測しています」とコメントした。

■販売ランキング上位(日本)
1. iPhone SE (2022)/ 64GB
2. iPhone 13 /128GB
3. iPhone SE (2022)/128GB
4. iPhone 13 mini /128GB
5. iPhone 14 /128GB
6. iPhone SE (2020)/64GB
7. iPhone 14 / 256GB
8. iPhone 12/64GB
9. iPhone 13/ 256GB
10.iPhone 15 /128GB

著者 経済/社会担当
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