折れないか気になる「iPhone Air」は約97キロの圧力に耐える強靭さ―海外大手YouTuberが検証


折れないか気になる「iPhone Air」は約97キロの圧力に耐える強靭さ―海外大手YouTuberが検証

チャンネル登録者数が900万人を超える人気YouTubeチャンネル「JerryRigEverything」が、アップルの最薄モデル「iPhone Air」の耐久性テスト動画を公開し、同デバイスが215ポンド(約97キロ)の圧力に耐えることが示されている。

様々なデバイスの耐久性検証で知られている同チャンネルが公開した動画「iPhone Air Durability test — I AM SHOCKED」によると、曲げようと試みた際には若干の湾曲が確認されたものの、チタニウム製のフレームにより「箱から出した時と同じようにまっすぐ」な状態に戻っている。そして何度も繰り返すうちに指が痛くなったと紹介し「両方の親指が痛くなり、プライドも傷ついた。iPhone Airは私の耐久性テストを100パーセント合格した」とその強靭さを評価した。

その後、人力では測れない、機械を使用した定量的な検証によると、171ポンドの圧力で亀裂音が確認されたものの、スクリーンは無傷のままだった。ついに216ポンドの圧力でデバイスは破断したが、意外にも背面ガラスは損傷しなかったという。

iPhone Airはその名の通り、5.6mmというiPhone史上最も薄いボディが特徴的で、従来のPlusモデルから置き換わる形で発表された。その薄さから耐久性に関する心配が想定されていたが、アップルは同デバイスの発表時「これまでのどのiPhoneよりも頑丈です」とアピール。

かつてのiPhone 6登場時、一部のユーザーから「人力でデバイスを曲げることができる」との報告も上がっていたことから、同モデルも曲げ耐久が心配事となっていた。同社は「Appleによる厳格な曲げ強度の要件を上回っています」と紹介していたが、上記のような結果からも、一定の強靭さが裏付けられている。

なお、同日に発売されたiPhone 17 Pro/Pro Maxモデルはチタニウムからアルミニウムフレームに回帰しているため、特にキズやスレなどの耐久性が低下しているとの報告が早くも挙がっている。同チャンネルでは耐摩耗などの検証も行っているので購入予定の方はチェックしておきたい。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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