Apple、公式サイトでiPhone 17 Proの8倍ズーム表記を「光学“品質”ズーム」に修正―誤解の声受けて


Apple、公式サイトでiPhone 17 Proの8倍ズーム表記を「光学“品質”ズーム」に修正―誤解の声受けて

Appleが発売した「iPhone 17 Pro/Pro Max」の望遠カメラ性能をめぐり、同社の日本語公式サイトで「最大8倍の光学ズーム」との表記が、SNSなどで誤解を招くとして問題視された。その後、9月19日付でこの表記が「最大8倍の光学品質ズーム」に修正されたことが確認されている。

問題が生じた背景には、iPhone 17 Pro の望遠カメラ構成の仕様がある。Proモデルの望遠レンズは48MPセンサーの4倍光学ズームとなっている。 一方、8倍相当(200mm相当)はこの4倍光学レンズで撮った画像の中心部を切り出す「クロップズーム」によるもので、レンズそのものの焦点距離が物理的に伸びているわけではない。

そして、北米など海外のApple公式サイトには「光学品質(optical-quality)」との表記がなされていたものの、日本だけが当初「品質」を省いて「光学8倍ズーム」と表記していたため、ユーザーに物理的な光学8倍ズームであるかのような誤解を与えかねないとして問題になった。

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修正後の表記

修正後の日本語公式サイトには、「200mmの焦点距離に相当するiPhone史上最高の8倍光学品質ズームを実現しました。」との記載が確認されており、他国同様に「光学品質」に改められている。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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