カブセルトイ、400円以上の“高価格帯”人気が伸長「カブセルトイ専門店」との接点も増加
ハピネットは5日、全国560名を対象に「カプセルトイ」の需要に関する調査を実施し、大人の男性ユーザーが増加傾向にあることを明らかにした。ハピネットでは子会社がカプセルトイ専門店「gashacoco」を運営している。
調査結果によれば、20代・30代の女性の2人に1人が大人になってからカプセルトイを購入した経験があり、男性も含めた全年齢(20代~60代以上)でも、購入経験者は3割を突破するなど、カプセルトイは大人でも多くの支持を得て得ることが明らかに。また、昨年の調査と比較すると、男女問わずほとんどの年代で購入経験者の割合が増加しているといい、特に30代男性は昨年の32.4%から42.0%と大きく増加した。
また、近年増加しているカプセルトイ専門店の認知度は8割を超え、カプセルトイ購入経験者の5割以上が専門店を利用したことがあると回答した。これは、カプセルトイ専門店の増加がカプセルトイ市場の拡大に貢献していることを示している。
その他の調査結果としては、一度の購入機会でカプセルトイに使用する平均金額は「400~1,000円未満」が最多で、購入するカプセルトイの1個あたりの平均価格帯は「400~700円未満」の中・高価格帯商品が伸長している。さらに、カプセルトイの魅力として男女ともに「クオリティの高さ」が最も多く挙げられ、よく購入するカプセルトイとしては「キャラクター×フィギュア」が最多であった。
調査要綱
アンケート実施日:2024年2月20日~3月6日
対象者 :20歳以上の男女
有効回答数 :4,597名/560名 ※性年代均等割付
居住地 :全国
調査方法 :インターネット調査