au「povo」基本料金0円の新プランを詳しく解説します。使う人を選ぶプランに!【注意点・ahamo/楽天比較】


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こんにちは。本日auの低料金プラン「Povo」が「Povo2.0」に変更になったのでメリット・注意点・向く人などを検証してみました!

最初に結論を行っておきましょう。あまり一般人にはおすすめできないです。逆に言えば特殊な使い方をする人は最適かも?

結構disってますがちゃんといい場合もありますのでご容赦を…オタク小話の第28週です。

povo2.0プランを解説

これまで、3月から提供されているオンライン専用プラン「povo」では「データ容量20GBで2728円」という料金体系で提供されていました。

それがpovo2.0より基本料0円のベースプランに”トッピング”という形で追加するシステムになります。

ベースプラン

項目 内容
月額基本料 0円
月間データ容量 0GB
国内通話料 30秒あたり20円 (22円)
国内SMS利用料 送信: 1通あたり3円 (3.3円)
[70文字まで]
受信 無料

トッピング一覧

カテゴリ トッピング名 料金/回
データトッピング データ追加1GB (7日間) 390円
データ追加3GB (30日間) 990円
データ追加20GB (30日間) 2700円
データ追加60GB (90日間) 6490円
20GBあたり2163円
データ追加150GB (180日間) 1万2980円
20GBあたり1731円
データ使い放題 (24時間) 330円
※トッピング無しの場合通信速度は128kbps
通話トッピング 5分以内通話かけ放題 月額550円
通話かけ放題 月額1650円
コンテンツトッピング DAZN使い放題パック (7日間) 760円
smash.使い放題パック (24時間) 220円

それでは早速プランについて評価していきましょう!

所謂ただのプリペイドSIMですw

なんか新しい感じを装ってますがただのプリペイドSIMです(笑)

プリペイドSIMとは必要な容量分だけSIMカードを購入する方式のヤツで、Amazonなどで結構前から販売されています。

10GB1800円

本来プリペイドSIMは海外観光客の訪日で数日だけ欲しいだったり出張のため一時的にほしいといった用途に使われています。4日間のみプランなどもあります。

auはトッピングという遠回しな表現をしていますがトッピング=データを追加する=必要に応じて購入する=プリペイド式ってことですw

落とし穴が大量に存在

複雑に加えて結構落とし穴があるのでリストアップしてみました。

①基本通信速度は最大128kbps
トッピングを購入しない状態での基本通信速度は驚異の128kbpsです!因みに以前の通信制限の8分の1のスピードです!
これには正直呆れましたね…まぁ確かに基本料0円だったら128kbpsが妥当か…難しいところです。
128kbpsではまともに画像すら読み込むことが困難です。YouTubeはもちろんTwitterもできないと思っておいてください。私も何度も経験したことなんで128kbpsの辛さがわかってます。
180日間トッピング無しだと利用停止or契約解除の可能性
これも回線維持目的で契約する人は注意です。
取り敢えず無料では回線維持できませんよ~って感じですね。
ですがInpressの情報によると以下の文言が。
なお有料トッピングを購入すること以外では、180日以内の通話料・SMS送信料の課金でも利用継続に至るとのこと。
これだと180日以内に適当に10秒くらい電話するだけでできる?550円くらいでできる?かもしれませんね。
トッピングは自動更新されない?(現時点の情報)
現状のアナウンスでは自動更新されないっぽいです。
故障紛失サポート:継続×に変更
これもいらない人は要らないと思いますが高齢の方などは注意が必要ですね。

他社と比較してみた

次に他社と比較してみましたので紹介しますが月額の概念がないので単純比較は無理です。ご注意ください!LINEmoは知りません。

20GBあたりならahamoよりオトク

20GB当たりのコストパフォマンスで考えると意外とありなのかもしれません。

先程のプラン解説で以下のように記載しました。

データ追加20GB (30日間)2700円
データ追加60GB (90日間)6490円 ・ 20GBあたり2163円
データ追加150GB (180日間)1万2980円 ・ 20GBあたり1731円
ここでドコモの料金プランとも紹介していきましょう!
ドコモ:20GB/月 2700円(税抜)
ドコモは月額という概念がありますので1ヶ月ですがauと全く同じです。(税抜の場合)
ですがpovo2.0では契約がながければ長いほど段々と安くなって、2000円程度まで落ちます。

【楽天比較】電話するなら完全敗北

それでは次に楽天と比較してみましょう。楽天のプランは以下のとおりです。(税抜)

1GBまで…無料
3GB
まで…980円
20GB
まで…1980円
無制限
2980円
通話
…専用アプリなら無料&無制限
povoだと電話も無制限と1500円の差があるのでまだまだ勝ち目はなさそうです。
でも唯一povoのほうがオトクなのは180日間150GBですね。
楽天の欠点としては上記のプランは楽天エリア内のみの適用なので田舎者は問答無用でpovoを使ってください。
ギガ活なるお店とかでポイントが貯められるプランがありますが、楽天ポイントでええやん…ってことにしときましょう。(詳細が出てないのでわかりません)

まとめ:povo2.0に向く人・向かない人

使う時・使わない時が極端な人は最適!

こんな人におすすめです!

極端に使う時と使わない時が分かれる人
・田舎に住んでる人
・たまにめっちゃデータ使いたい時がある人

各社の新料金プランのなかでも安価な部類に位置づけられるため都市圏ガツガツ使う人ならおすすめ!

月額という概念がないので例えばこんな使い方もできます。

普段はリモートワークで家にいるから30日間3GBで良いけど月末に対面で定例会や出張があるからその時だけ無制限を1日だけ…

みたいにリモート主体の現代のライフスタイルに沿った利用も実現できます!

ぱくたそさんより

楽天エリア範囲外の人であんまり電話しない人ならベストだと思います。

向かない人

・都市や都心居住の人
・電話をよくする人
・ヘビーユーザー

都心の人なら楽天がベストマッチだと思います。私も楽天なんですが普通に早いですよw

でも、楽天はたまに通信がカスな時があるのでマシなauはセカンドキャリアとして活躍しそうですね!

povo 2.0の詳細楽天モバイルの詳細

いかがだったでしょうか。まだ情報も出たばっかなので今後の動向も注意が必要ですね!ぜひご参考にしてください!!!

現行プランは9月末受付終了!

最後に注意。現行のPovoを使いたい!っていう人は9月末までに契約する必要があります。新規契約を停止するそうです。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。