Z世代女性が選ぶ2023年トレンド大賞、人気のSNS押さえ『推しの子』がコンテンツ部門首位 ショート動画の影響力大
SHIBUYA109エンタテイメントが運営する調査ソリューション「SHIBUYA109 lab.」は510人のaround20(15~24歳)女性を対象に「2023年トレンド調査」を実施、8日に結果を報告した。
本調査では予め、SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワーク「SHIBUYA109 lab.MATE」に所属する高校生、大学生23名とともにSHIBUYA109 lab.にて部門ごとにノミネートを選定。その後、独自コミュニティ「SHIBUYA109 lab. MATE」に所属するモニターに選択式アンケートを実施して大賞を決定した。
その結果、アニメ業界からはコンテンツ部門において2023年春放送のアニメ『【推しの子】』が1位にランクインした。発表に際しSHIBUYA109 lab.は「YOASOBIが歌う主題歌『アイドル』がヒットし、ダンスや歌ってみたなど、SNSで様々な楽しみ方が広がりました。」と講評した。
コンテンツ部門では次点に今注目の“盛れない写真SNS”サービスの「BeReal」が並んでおり、それらを押さえてでの首位獲得とのことでアニメファンにとどまらない広範な人気の高さがうかがえる。
トレンド大賞ではこのほか「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」などの全8部門の結果も公表されており、SHIBUYA109 lab.は全部門を俯瞰しつつTikTokやYouTube Short等の「ショート動画」の影響力の強さが顕著に現れていると指摘。
特にアニメ・映画などのコンテンツについては「ショート動画を中心に、劇中挿入歌や切り抜き動画との接点からコンテンツを詳しく知らない人たちにも楽しまれ、トレンドになる流れが定番化しています。」と今後の展開においてショート動画が重要な位置づけであるとの見方を示していた。
※調査概要※
調査方法:WEBでのアンケート調査 (独自コミュニティSHIBUYA109 lab. MATEによる回答)
調査期間:2023年9〜10月
調査対象:around20(15歳〜24歳)女性
有効回答数:n =510
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)