「Xに別れを告げる時がやってきました」と豪語するX代替SNS「Whispy」リリースを告知 孤独を防ぐ同時投稿機能を搭載


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新たなサービス「Whispy」の提供が予告され、X(旧:Twitter)のユーザーの間で注目を集めている。

WhispyはXの代替を目指すSNSサービスとして展開が予定されており、正式提供に先んじて公開されている公式サイトでは「Xに別れを告げる時がやってきました。」「Whispyはあなたがずっと探し求めていたTwitterの代替サービスです。」とかなり強気なキャッチコピーを並べている。

Xを巡ってはイーロン・マスク氏主導の一連の改革に不満の声を挙げるユーザーが後を絶たず、昨年より「X代替」を目指すSNSサービスが多数登場している。代表的なものだと元Twitter社員が立ち上げた「Bluesky」や、分散型サービス「Mastodon」「Misskey」、フェイスブック社の「Threads」などが挙げられる。

多数の類似サービスが乱立する中、今回話題されているWhispyは「孤独を防ぐ」ことに注目したユニークな仕組みを取り入れたとアピールしている。公式サイトによると、Whispyは「Xでフォローしている人が参加した際に自動的にフォローできるツール」を備えた上で、両サービスでの同時投稿にも対応するという。

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また、WhispyはXのタイムラインを2つ並べてホーム画面に同時表示することが可能で「他の人々がWhispyを利用していない場合でも孤独になることはありません。」としている。さらに、万一Xが消滅した場合でもWhispyの同時投稿機能により自分の投稿は残り続けると、リスク分散にも有用だとアピールした。

今後の展開について、正式なサービス提供開始時期は明かしてはいないものの、Xや公式サイトではニュースレターを受信するようメールアドレスの登録を促している。なお、29日付けのポスト(旧:ツイート)では日本語で投稿されいることから、日本語のサポートの可能性も高い。