【対決】MacBookAir(M1) vs MateBook(Ryzen7 4800H)ではどちらが”高性能”か&用途別の向き不向きを検証してみた。
皆さんこんにちは。
先日Matebook14買ったよって言ったんですけど今回は同価格帯の対抗馬「M1 MacBook」とどちらが優秀か?を検証していきたいと思います。
ちなみに値段は
- MacBookAir … 135626円(13インチ)
- MateBook14 … 108000円(14インチ・タッチパネル)
それ以外の基本性能は以下のページで各自ご確認ください。
結論…
結論から言うと用途により優劣が分かれる=一長一短。です。
それではベンチマークスコア等とともに詳しく見ていきましょう。
AppleM1 vs Ryzen7:性能はどっちが上?
CINEBENCH R23の結果
まずはとにかく結果を見ましょう。
Ryzen7 4800H 8コア16スレッド | Apple M1 8コア8スレッド | |
R23 マルチコア | 9435 | 7508 |
R23 シングルコア | 1245 | 1498 |
※検証方法について
Ryzen7 4800Hの測定結果はMateBook14で測定しました。
一方Apple M1はTwitterで誰かが検証していたので参考にしました。↓参考ツイート
cinebench
7508 multi core and 1498 single core#MacbookPro pic.twitter.com/dWaHaQOOqn— Ali King Fans Intl (@mnloona48_) November 16, 2020
マルチコアの性能差について
M1と4800Hでは2000ほどの差でRyzen7 4800Hが優秀です。
これはM1チップが実質4コアでしか最適化できていないからです。アーキテクチャの根本の問題なので新製品登場時にどうなるかの保証はできません。
特徴
Ryzen7 4800Hはなんと言っても8コア16スレッドをフルで使えるマルチコア性能が強い。
数世代前のハイエンドCPUであるCore i7 7700Kを凌ぐ性能です。
動画編集の書き出しを含めマルチコアの性能が重要な処理がとても多いのでそこらへんで功を奏してくれると思います。
一方Apple M1はTDP15wという省電力性でご自慢の5nmプロセスで発揮するシングルコア性能が強い。
※TDP15wというのは一応公式声明ですが正直怪しいです。
iPhoneで駆使したARMチップの技術を最大限駆使できてると思います。
やっぱゲームはWindows。
正直に言いましょう。いくらM1がシングルコアが優秀だろうとRyzen7 4800Hがおすすめです。
そもそも4800Hはゲーミングパソコンを想定して設計しています。ですのでいわゆるゲームの専門家です。
更にOSの点でも優れています。
Apple M1は所詮MacOSです。Steamアプリならいいかもしれません。
そもそもファイナルファンタジーシリーズやドラクエシリーズを遊ぶなら絶対買わないほうがいいです。
※別にFFとかはMacOS版もあります。ですが前提条件としてこれらのゲームはWindows機でのプレイを前提としている上、ベンチマークはWindows版しかない。これが何を意味するかわかりますか?
そう。自己責任です。しかもARMでの動作保証はありません。
よってゲーム買うならApple m1搭載PCはやめといたがいいかもしれません。
MateBookを使うのに向く人
- マルチコアが物を言う処理を行う人
- ノートPC向けの軽めのゲームをする人
- フリーソフトをたくさん使いたい人
- Adobe製品を使う人
- 外にあまり持ち運ばない人
- ファーウェイ製品を使ってる人(←連携神ってるのでこれはマストです。)
です。やっぱり1.49Kgと、重量がネックになってるかもしれません。
M1 MacBookAirを使うのに向く人
- FinalCutProを使ってる人
- よく外に持っていく人
- 林檎信者(←喧嘩売ってるわけじゃないっすw)
やっぱMacなので軽いのと、ARMのCPUなので省電力性がいいですよ!
ゲームはやっぱどっちも不向きです
いくらゲーム用のRyzen7 4800Hが搭載されていようが、外部GPUがついていません。FF14では快適判定でしたがFF15では困難判定でした。
MateBook14のベンチマーク結果を見る
まとめ
冒頭にも書きましたが結局は用途次第・あなた次第です!!
こんな曖昧な言い方で申し訳ないんですけどこれが正直な総評です…
是非参考になさってください。