ブシロード、2QもTCG事業が牽引し大幅増収…”ガルパ”超大型アプデや新ゲームブランド設立で成長図る


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エンターテイメント事業やスポーツ事業などを手掛ける株式会社ブシロードは2月14日(火)、同社の2023年6月期第2四半期決算を公表した。前期に引き続き、トレーディングカードゲーム(TCG)事業が好調に推移し、同社の業績をけん引する形になったものの、国内・海外とも大型カード商品の少ない四半期であったため、前四半期対比では減収となった。結果として四半期連結累計期間の成績は、売上高240億円(23.1%増)、営業利益13億円(前年同四半期比18.8%減)を計上した。

【情報引用元】ブシロードグループ決算資料群

同日公開された決算資料によると、TCG事業では新規TCG「ヴァイスシュヴァルツブラウ」は昨年11月にはスタートデッキ8種を、12月にはブースターパックをそれぞれ初めて発売し、好調なスタートを切っていると説明。「ヴァイスシュヴァルツ」では「PIXAR CHARACTERS」「ソードアート・オンライン」「アズールレーン」など6つ、「Reバース for you」では「リコリス・リコイル」など2つの大型カード商品を発売。「カードファイト!!ヴァンガード」や「Shadowverse EVOLVE」でも同様にIPとの積極的なコラボを行っていた。

モバイルゲーム事業については、好調なTCG事業とは打って変わって「は引き続き厳しい環境が続いております」と述べている。先月10日には同社の現行のゲームレーベル「ブシモ」を統合する形で新たにゲームレーベル「BUSHIROAD GAMES」を設立することが発表されたり、6周年を来月に控えるリズムゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」の超大型アップデートなどが予定されていたりと巻き返しを図る狙いがみられる。

また、自社IPを活用したライブイベント・プロレス興行についても、1月27日(金)に政府より発表されたイベント収容人数の上限規制の撤廃に伴い、「人数制限なし、全編声出しOK」となることが発表されるなど、コロナ前に持ち直している。発表後早速、2月4日(土)・5日(日)の2日間「BanG Dream! 11th☆LIVE」が開催され、声出しが解禁され大いに盛り上がっていた。

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オタク総研編集部

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【PDF】2023年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

【PDF】決算説明資料