推し活「無自覚層」でも約6割が月平均3.9万円を趣味に消費——メルペイ調査


推し活「無自覚層」でも約6割が月平均3.9万円を趣味に消費——メルペイ調査
写真:いらすとや

フリマアプリ「メルカリ」内で決済サービスを展開するメルペイは、本日11月4日が「いい推しの日」であることにあわせ、趣味や好きなことへの消費実態に関する調査結果を発表した。

調査は18歳から69歳の男女1,200人を対象に2025年8月に実施。その結果、趣味や好きなことはあるものの、自分のことを「推し」「ファン」「オタク」「マニア」とは認識していない「無自覚推し活層」が全体の約6割に上ることが明らかになった。

「無自覚推し活層」は全体の57.9%を占めつつも、そのうち月平均3.9万円を趣味や好きなことに費やしていることも判明。この金額は自分のことを「推し」「ファン」「オタク」「マニア」と認識している層の月平均5.2万円の4分の3に相当し、「無自覚推し活層」においても趣味や好きなことへの消費ポテンシャルが高いことが示唆された。

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「無自覚推し活層」は全体の57.9%を占めつつも、そのうち月平均3.9万円を趣味や好きなことに費やしている

また、2024年9月に「”推し”がいる」と回答したメルカリのユーザー2,143人を対象に実施した調査では、フリマアプリ「メルカリ」において推し活関連グッズの「購入」を行っている人が44.3%、「出品」を行っている人が26.3%に達した。

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購入理由として最も多かったのは「販売が終了しているモノを手に入れたかったから」で、次いで「ガチャやくじで当たらなかったグッズをピンポイントで欲しかったから」となった。出品理由では「自分の推し以外のグッズを譲りたかったから」が最多で、「推し活費用を捻出したかったから」が続いた。

メルペイは11月1日より千葉雄大さん出演の「メルカード」新CMシリーズ「好きを、好きに楽しメルカード」の放映を開始。フリマアプリの「推し活」活用の一環としてフィンテック部門でのシナジー発揮を目指す。

Yoshioka

著者 Yoshioka
媒体統括 兼 株式会社オタクリエイト代表取締役。領域はアニメ、テクノロジー、コンテンツビジネス、Webシステム開発など。PRプランニングやIP調達も担当。好物は新作アニメ(きらら、百合なら特に)、海外スマホ、アジア旅など。