国内スマホOSシェア、Androidの勢い拡大 51.4%でiPhoneを上回る…も若年層は“最大8割”依然高く


国内スマホOSシェア、Androidの勢い拡大 51.4%でiPhoneを上回る…も若年層は“最大8割”依然高く

MMD研究所が21日に発表した「2025年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果報告によると、メインで利用しているスマートフォンの機種シェアにおいて、iPhoneの利用率は48.3%、Androidは51.4%となった。

18歳から69歳の男女40,000人を対象に実施した本調査では、両者がほぼ拮抗していた2024年の前回調査と比較すると、iPhoneは1.3ポイント減少し、Androidは1.3ポイント増加。2023年からの推移では、Androidが徐々にシェアを拡大している傾向が見られる。

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性年代別で見ると、iPhoneは20代女性が81.0%と最も高く、次いで10代女性が73.7%、20代男性が69.6%となった。一方、Androidは60代男性が65.0%で最も多く、60代女性が61.9%、50代男性が61.2%と続いた。若年層、特に女性でiPhone利用率が高い傾向が顕著となっている。

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通信サービス別に見ると、MNO利用者ではiPhoneが49.5%、Androidが50.2%とほぼ拮抗したが、MVNO利用者ではAndroidが63.5%と大きく上回り、iPhoneは36.1%にとどまった。MNOブランド別では、iPhoneはSoftBankが62.8%で最も高く、Androidは楽天モバイルが60.1%でトップとなった。

※ローデータなど詳細は有償レポート(350,000円+税)にて記載

著者 経済/社会担当
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