“ゲームに弱い”報告多数のPixel 10、人気ゲーム「原神」の非対応デバイスに PowerVR系が対象外

HoYoverseの人気ゲーム「原神」は2日までにAndroidにおける対応スペック要件を更新し、「PowerVR GPU」を搭載した端末を対応不可能デバイスとして明示。これにより、グーグル社が発売した新型スマートフォン「Google Pixel 10」がサポートされていないとして話題になっている。
同作のLuna Ⅰアップデートで公表された推奨要件によると、SoCが「Snapdragon 855/Dimensity 1000/Kirin 980以上」メモリが「RAM 6GB以上」などとなっているほか、起動を保証する最低要件には「RAM 4GB以上」「Android 10以上」「非PowerVR GPU」が明記されている。
この最低要件を満たない場合インストールできない、ゲームが起動しない、ゲームがゲームがクラッシュするなどの不具合が生じ得るとされている。そして「非PowerVR GPU」と明記されたことで、PowerVR GPUを搭載する最新のPixelスマートフォンは対応不可能デバイスとなる。
Pixel 10シリーズはGoogle独自のTensor G5チップを搭載しているが、購入者やベンチマークではゲームプレイにおける「処理性能低下」「発熱」「最適化不足」といった問題が指摘されていた。「原神」以外にも高負荷タイトルを中心に動作が不安定になるなどの報告があり、「学園アイドルマスター」についても当時「一部3Dの表示が意図しない状態になる現象を確認」と公表していた。