Googleスマホでまたもバッテリー問題確認「Pixel 6a」に緊急アプデや無料交換など実施


Googleスマホでまたもバッテリー問題確認「Pixel 6a」に緊急アプデや無料交換など実施

Googleは2日、同社が以前発売したスマートフォン「Google Pixel 6a」の一部機種において、バッテリー過熱による安全性の問題が発生していることを報告。対象となる機種に対してソフトウェアアップデートを配信するとともに、バッテリーの無料交換プログラムを開始すると発表した。

今回の措置は、一部の Google Pixel 6aデバイスにおいてバッテリー過熱のリスクが確認されたことを受けたもので、Googleでは対象となる機種を「影響を受けるデバイス」として呼んでいる。Pixel 6aを利用している場合、対象となるデバイスかどうかを専用のウェブページを通じて確認するよう促している。

8日より配信される必須ソフトウェアアップデートにはバッテリー管理機能の変更が行われており、充電サイクルが400回に達した後にバッテリー容量と充電性能を意図的に低下させる機能が有効になる。この変更により「影響を受けるデバイスの充電間隔が短くなることがある」としており、「充電性能が低下したり、バッテリー残量インジケーターの表示が修正後のバッテリー容量に基づいて短期的に変更されたりする可能性がある」と説明している。

同時に、Googleではこれらの影響を受けるデバイスの利用者に対して21日よりバッテリー無料交換プログラムを開始する。日本では持ち込み修理センターでの交換が可能で、追加のバッテリー交換オプションも近日中に提供される予定という。また、無料交換プログラムを利用しない場合は現金やGoogleストアで使える割引コードなどの代替サポートオプションも用意されている。

Pixelスマートフォンをめぐっては、直近より同様のバッテリーの問題が頻発。今年はじめにはPixel 4aが、先日にもPixel 7aが交換対応を行なっていた。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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