前澤友作氏、国産SNS立ち上げ提案…求める条件は?「ユーザーが株式を持つ」など提示 ひろゆき氏も応募


前澤友作氏、国産SNS立ち上げ提案…求める条件は?「ユーザーが株式を持つ」など提示 ひろゆき氏も応募
前澤友作氏率いる消費者向けサービス「カブアンド」

実業家の前澤友作氏は10日より、X上で「国産SNS」の立ち上げを提案し、「情熱とアイデアのある人、起業して僕と一緒に新しいSNS作りませんか」と呼びかけている。前澤氏は「お金とリソースと影響力をすべて提供する」と支援を表明しており、8月20日までフォームから受け付けている。

募集するにあたり、前澤氏は事前にSNSに求めたい5項目の条件を提示した。まず「全ユーザーにSNS事業主体の株式を持ってもらい、ユーザーと共に成長できるプラットフォームを目指すこと」を筆頭に掲げた。

11日の追加投稿では「新しいSNSアカウントを作った瞬間に1株もらえるみたいなイメージです」と具体化し、「株を持ってもらうことで、全ユーザーが将来的なプラットフォームの方向性について1票を持つことになります。カブアンドのアイデアと同じです」と説明している。

技術面では「AIを平和的にフル活用すること」を条件に含める一方、「サービス上での匿名実名関係なく、裏側では全ユーザーの本人確認(マイナンバーカードや免許証など)が取れていること」を求めている。

コンテンツの健全性についても「詐欺広告や誇大広告は絶対に許さないこと」「誹謗中傷・名誉毀損・デマ・差別・ヘイトスピーチなど、法律や規約に反する投稿のない健全なプラットフォームを目指すこと」を明記し、既存SNSで問題となっている要素の排除を目指すとしている。

これらの条件に共感し、SNS起業を希望する人材の応募を募っており、16日時点ですでに1000名の応募があったという。ちなみに「2ちゃんねる」創設者の西村博之氏も「応募してみた。」とのこと。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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