ここ1週間で3社が“8万円前後”のスマホを相次ぎ発表…価格、処理性能ほぼ同列　仕様をおさらい

FCNT、オウガ・ジャパン、モトローラ・モビリティ・ジャパンの3社が直近1週間で相次ぎ日本国内向けスマートフォンの新型モデルを発表した。特に今回は8万円前後で購入できるミッドハイ（ミドルレンジとハイエンドの中間）帯が充実している。

一番初めに発表したFCNT、いわゆるArrowsブランドからは「Arrows Alpha」が想定8万円前後で投入される。次いでOPPOが2年ぶりのRenoシリーズとして「Reno14 5G」を79,800円（税込）で、そして23日にモトローラが「Motorola Edge 60 Pro」を79,800円（税込）で発表した。

価格帯はいずれも同じ、搭載されている処理チップも「Dimensity 8350」シリーズと揃って同じという状況で、最新の生成AI機能を全面に押し出したプロモーションが行われている。一方カメラ、ストレージ、バッテリーといった要素ではそれぞれの違いも見られている。

OPPO Reno14には人魚をモチーフにした背面加工…などの外観上のポイントもあるが、ここでは改めて各端末の詳細スペックを簡単におさらいしたい。

■サイズ・重量

• Arrows Alpha: 高さ156mm × 幅72mm × 厚さ8.8mm、重量188g
• Motorola Edge 60 Pro: 高さ161mm × 幅74mm × 厚さ8.3mm、重量184g
• OPPO Reno14 5G: 高さ158mm × 幅75mm × 厚さ7.4mm、重量187g

■プロセッサー（全機種同等）

• Arrows Alpha: Dimensity 8350 Extreme
• Motorola Edge 60 Pro: MediaTek Dimensity 8350 Extreme
• OPPO Reno14 5G: MediaTek Dimensity 8350

■メモリ・ストレージ

• Arrows Alpha: RAM 12GB、ROM 512GB、microSDXC対応（2TB）
• Motorola Edge 60 Pro: RAM 12GB、ROM 256GB、外部メモリ非対応
• OPPO Reno14 5G: RAM 12GB、ROM 256GB、外部メモリ非対応

■ディスプレイ・サイズ・解像度

• Arrows Alpha: 有機EL、6.4インチ、Super HD（2670px✕1200px）
• Motorola Edge 60 Pro: 有機EL、6.7インチ、Super HD（2712px✕1220px）
• OPPO Reno14 5G: 有機EL、6.6インチ、フルHD+（2760px×1256px）

■アウトカメラ

• Arrows Alpha:広角：5030万画素（F1.88、1/1.5インチ）・超広角：4990万画素（F2.05、1/2.7インチ）
• Motorola Edge 60 Pro:メイン：5000万画素（F1.8、Sony LYTIA 700C、OIS対応）・望遠：1000万画素（3倍光学ズーム、F2.0、OIS対応）・超広角+マクロ：5000万画素（F2.0）
• OPPO Reno14 5G:広角：5000万画素（F1.8、OIS対応）・望遠：5000万画素（3.5倍光学ズーム、F2.8、OIS対応）・超広角：800万画素（F2.2、116°）

■バッテリー容量・充電性能

• Arrows Alpha: 5000mAh、90W充電、PD3.0対応　※充電器同梱
• Motorola Edge 60 Pro: 5000mAh、125W TurboPower充電　※125W充電器同梱
• OPPO Reno14 5G: 6000mAh、80W SUPERVOOC充電、33W PD/PPS対応　※充電器は「非」同梱

■防水・防塵・耐久性

• Arrows Alpha: IP66/IP68/IP69、MIL-STD-810H対応
• Motorola Edge 60 Pro: IP68・IP69、MIL-STD-810H対応
• OPPO Reno14 5G: IP68・69

■生体認証・決済機能

• Arrows Alpha: 電源ボタン兼用指紋認証・顔認証、NFC、おサイフケータイ対応
• Motorola Edge 60 Pro: 指紋認証・顔認証、NFC、おサイフケータイ対応
• OPPO Reno14 5G:画面内指紋認証・顔認証、おサイフケータイ「非」対応