サイバーエージェント、業績予想を大幅上方修正 新作ゲーム「ガンダム」「シャドバ」想定以上のヒットで営業利益57.1%増


サイバーエージェント、業績予想を大幅上方修正 新作ゲーム「ガンダム」「シャドバ」想定以上のヒットで営業利益57.1%増
サイバーエージェント第3四半期説明資料より

サイバーエージェントは8日、2025年9月期(24年10月~25年9月)の通期業績予想を上方修正すると発表した。売上高を従来予想の8200億円から8500億円に、営業利益を420億円から660億円に、当期純利益を210億円から310億円にそれぞれ引き上げた。

修正後の業績予想は前期比で売上高が6.1%増、営業利益が64.7%増、当期純利益が94.0%増と、大幅な増収増益が見込まれる。前回予想からの増減については営業利益が57.1%増となる。

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修正の理由について同社は「先行投資をしていたメディア&IP事業が利益貢献する中、ゲーム事業において、第3四半期に提供を開始した新規2タイトルのヒットと既存の主力タイトルが想定以上に推移したため」と説明している。

ここでの「第3四半期に提供を開始した新規2タイトル」とは、バンダイナムコエンターテインメントとの共同開発タイトル「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」と、自社開発の「Shadowverse: Worlds Beyond」。

前者は全世界600万ダウンロードを突破、ストアセールスランキング1位を度々獲得する注目を集めた。一方の後者もリリース2週間で全世界200万ダウンロードを達成するなど、前作ファンからも評価の高い作品となっている。

著者 経済/社会担当
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