総重量9トン!山口宇部のJR駅に「エヴァの手」巨大彫刻モニュメント出現 地元企業が制作
山口県宇部市は20日、JR宇部新川駅前に新モニュメント「最終話 宇部の中心でコシを下ろしたけもの」を設置し、同日に除幕式を執り行った。
このモニュメントはアニメシリーズ『エヴァンゲリオン』と連携した地域イベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の第5弾の開幕に合わせて製作されたもの。
地元企業・株式会社宇部スチールが手掛け、全長約3.6メートル、重量約9トンの鉄製彫刻仕様。映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンにも登場する宇部新川駅をモチーフとし、作品の「手」を鉄で造形したものとなっている。全国公募で選ばれた最優秀デザイン案をもとに、宇部スチールの若手職人チームが制作を担当した。

当日は篠﨑圭二宇部市長のほか、JR西日本広島支社長の飯田稔督氏、株式会社カラーの小孫真帆氏、株式会社宇部スチール代表取締役社長の山根久雄氏、最優秀デザイン受賞者のサダノ氏などが出席し、地域住民や来訪者が見守る中で除幕が行われた。

篠﨑市長は除幕式で「宇部市とエヴァンゲリオンの魅力、無限大です」「今回のトリビュート彫刻は、地域の創造力と技術力の融合を象徴するものです。新しい観光拠点として、全国の皆さまに訪れていただきたい」と期待を示した。
彫刻は毎日没から22時までライトアップされ、昼夜で異なる表情を見せるという。
除幕式後には「まちじゅうエヴァンゲリオン第5弾」が開幕し、描き下ろしイラストを使用したスタンプラリーや市内34店舗が参加するグルメフェア、限定ノベルティの配布などが実施される。
