フジテレビ、ゲーム開発の“過程”に迫るバラエティ 地上波ではなくFOD配信、ゲームを実際に販売する画期的企画も

フジテレビは14日、新ドキュメントバラエティ番組『電脳遊戯最高会議』を自社の動画配信サービス・FODにて7月28日午後4時より独占配信することを発表した。
同番組は気鋭のゲームクリエイターによるゲーム開発過程を追う内容になるといい、番組内で制作されたゲームが配信後に実際に販売される、ユニークな企画も行われる。
番組の舞台設定は、東京下町の薄暗い中華料理店の奥に存在する秘密機関「電脳遊戯最高会議」。「ゲームの力で、あらゆる社会問題を解決し、世界を変えること」を理念に、様々な社会問題をゲームで楽しく解決へ導く…という設定だ。
議長役を務めるのは俳優の大和田伸也。ゲーム開発に挑戦するのは、京都大学で神経科学を学んだ異色クリエイター中道慶謙と、元プロゲーマーで現在ストリーマーとしても活動するけんきの2名。限られた時間の中でオリジナルゲーム開発に挑戦する制作過程に番組カメラが密着する。
また、電脳遊戯最高会議で生まれたゲームを実際にプレイし審査する「エージェント」として、ゲーム配信や舞台などマルチに活躍するスタンミじゃぱん、VTuberの赤見かるび、天鬼ぷるるなど総勢6名が参加。オリジナルゲームを検証する。
また、番組で開発された2本のゲームはゲーム配信プラットフォーム「steam」にて販売開始予定となっており、視聴者は実際のゲームプレイを楽しむことができるという。番組は「FODプレミアム」にて7月28日午後4時より独占配信開始となる。
出演者コメント
議長:大和田伸也「日ごろから、ゲームを創る方たちはどんな方だろうという興味がありましたので、実際にお目にかかり、そのゲームを作る過程を見させていただいて、とても嬉しかったです。今回のクリエイターの方々は、若くて、ビジュアルも含めてすごくかっこよかったです。番組に関わって、とても色々新鮮で、勉強になりました。番組を仕切る立場として、少しでもお役に立てたのなら嬉しいです」
ゲームクリエイター:中道慶謙「作るのが大好きなので、極限まで良い状態で届けたい。ゲームはお魚とかとは違い生物ではないので、ずっと調理でき、味付けすればするほど良くなります。もっとやりたかったのが正直なところです。発売までにアップデートをして、多くの人により楽しんでもらえるようなゲームにしたいと思っています。収録はとても面白かったです。初演技が大和田さんとの共演で緊張しましたが、大和田さんのオーラというか熱がすごく、それに乗っかる形でした。思い出すとちょっと恥ずかしくなりますが、とても楽しく参加させて頂きました」
ゲームクリエイター:けんき「ゲームをする番組は今まであったと思いますが、ゲームを1から作る番組ってどうなっちゃうんだろうって、お話を聞いた時ワクワクしました。実際にクリエイターとして出演させて頂く中で、ゲームを作る楽しさや大変さを再認識しました。今回、番組内では“対戦ゲーム”を制作させて頂き、プレイヤー目線で楽しめるを追及したゲームが完成しました。多くの皆様に楽しんでもらえたらと思っています」
エージェント:スタンミじゃぱん「ゲーマーとしてテレビに出られてとても嬉しいです。また子供のころから観ていたライオンキングのムファサ役で知った大和田伸也さんと同じ空間に入れたことが大変光栄なことに感じました!そういった意味で少し緊張してたかなと思うのですが、ゲームプレイは自分の良さをしっかり出せたと思うので是非見ていただきたいです!!」