NVIDIA、新型グラボ「GeForce RTX 4080/4090」発表 899ドルから


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グラフィックスボードなど主に手掛けるNVIDIAは日本時間の9月21日0時頃、同社のカンファレンスイベント「GTC 2022」のKeynote(基調講演)にてハイエンド GPU となる RTX 4000シリーズを発表した。気になる価格はRTX 4090 が1599ドル・RTX 4080 16GBモデルが1199ドル・RTX 4080 12GBモデルが899ドルからとなる見通し。NVIDIAによると10月12日より順次発売される模様。

RTX 4090はTDP450W

最大2520MHzのブーストクロックを実現した新型ハイエンド。16384個のCUDAコアを持つAD102-300 GPUを搭載し、単精度性能は82.6TFLOPSでRTX 3090の2.3倍。RTX 4090は、現状最高クラスのRTX 3090 Tiよりもさらに消費電力が増加するとのことで、デフォルトTDPは450Wとなるという。

ゲーム性能において、NVIDIAは「Microsoft Flight SimulatorではRTX 3090 Tiと2倍の性能を発揮する」と述べている。

RTX 4080は2種類

RTX 4090の一つ下のグレードとなる RTX 4080シリーズではメモリが16GBモデルと12GBモデルの2種類リリースされる模様。メモリ規格はどちらもGDDR6X。

RTX 3000シリーズでは80番台の下にもう一つ下のグレードの70番台・RTX 3070が投入されていたが今回は12GBを70番台相当のものとして取り扱うと見られている。

RTX 4000シリーズでは共通して新世代GPUコア「Ada Lavelace」を搭載しており、10月以降各シリーズ順次リファレンスモデルや各社メーカーから発売される見通し。

詳細は「GTC 2022」基調講演をチェック。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。