シャオミ、スマホに本格レンズを装着する変態構想を発表 実はソニーが10年前に発売していた


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スマホメーカーのシャオミがスペイン・バルセロナで開催されている見本市「MWC2025」において、新型スマートフォンのグローバル発売を発表した。Xiaomi 15シリーズに新たにultraが加わったなか、プレゼンではあらたなコンセプト機がお披露目された。

発売が未定となっている紹介されたコンセプト機「Modular Optical System」は、Xiaomi 15に試験的に磁気クリップを設け、そこにカメラモジュールを搭載するという大胆なもの。装着されている磁気リングはMagSafe(マグセーフ)のようなスタイルだが、充電用途ではなさそう。

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カメラモジュールにはミラーレス一眼に多く用いられるマイクロフォーサーズセンサーを搭載しており、現行スマホで最高峰である「Xiaomi 15 Ultra」の1インチサイズ2倍ほど上回る性能となっている。さらにF値は1.4とこちらも明るい性能のレンズに。

このコンセプト機の構想は革新的ではあるが、実はソニーが2013年に「サイバーショットDSC-QX100」という類似モデルを発売していた。これはXperia Z1スマートフォン専用アタッチメントと同時に使用することで同様の体験ができるというもの。「スマートフォンでも高倍率ズーム撮影を実現。写真をもっと自由にする、カメラの新・撮影スタイル」と説明していた。

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著者 編集部 IT/デジタル担当
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