画面2枚でもiPhoneに迫る薄さ。中国OPPOが新型折りたたみスマホ「Find N5」を発表

中国のスマートフォンメーカーOPPOは現地時間の20日、同社の最新折りたたみスマートフォン「Find N5」を発表した。2月28日から中国国内を対象に販売開始予定で、価格は8,999元（18.5万円）から。

OPPOはこれまで折りたたみスマートフォンを「Find N」シリーズとして展開しており、今回のFind N5は本体の薄さが大きく進化した。筐体の厚さは展開時にパープルモデルで4.36mm、ホワイト・ブラックモデルで4.21mmを実現。折りたたみ時の厚さはそれぞれ9.35mm、8.93mmと世界最薄を記録。

画面1枚だけのiPhone 16 ProMaxが8.25mmであること、折りたたみ機能を備えていることを加味すると大きな進歩を果たしている。重量はパープルモデルが234g、ホワイト・ブラックモデルが229gと、折りたたみスマートフォンとしては比較的軽量。

メインディスプレイは8.12インチのフレキシブルAMOLEDパネルを採用。LTPO 3.0技術により1-120Hzの可変リフレッシュレートを実現し、最大輝度1,400ニトに対応。外側のカバーディスプレイには6.62インチAMOLEDを搭載し、こちらも10-120Hzのリフレッシュレートに対応する。

性能面では現状最高クラスの性能となるクアルコム社のSnapdragon 8 Eliteを搭載。メモリ容量は12GB or 16GB、ストレージは256GB/512GB/1TBが用意されている。

カメラシステムは、メインカメラに50MP広角（F1.8）、50MP望遠（F2.7）、8MP超広角（F2.2）の3眼構成を採用。メインカメラには2軸手ブレ補正を搭載し、安定した撮影が可能となっている。バッテリー容量は折りたたみとしては大容量の5,600mAhで、80Wによる独自の急速充電に対応する。