今年は早めの発売との推測も。高コスパスマホの最新型「Pixel 9a」とみられる情報が認証機関に登場
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Google社が展開するスマートフォンブランド・Pixelの新型ミッドレンジスマートフォン「Pixel 9a」が今年は早期の発表・発売が期待されているなかで、既に欧州や米国の無線認証機関に製品情報が申請されていることが明らかになっている。
EMVCoの認証ではグーグル社の未発売デバイスが内部コード名がTG4 (TBD)として通されており、出荷時には最新のAndroid 15が搭載される。一方、FCC認証においても同様に未発売のデバイスがモデル番号「GTF7P」および「G3Y12」との名称で通過している(ID:A4RGTF7P)。こちらには無線に関するスペックが書かれており、通信規格が5Gや4G、3Gなどに対応しているほか、WiFiについては6Eまでと、7は非対応になる見込み。また、ワイヤレス充電機能も搭載される可能性が高いとされている。
今年はやや早めの発表になる可能性
その他、予想されている仕様では、プロセッサには最新のTensor G4チップが、メモリには8GB RAMと128GB/256GBストレージが採用される。カメラ構成はIMX712イメージセンサを搭載した48MPと13MPの広角+超広角のメインカメラと13MPのフロントカメラ…などが見込まれる。
Pixelスマートフォンは例年、夏〜秋シーズンにその年の最新型となる「無印(数字だけ)」モデルを投入し、翌年の初夏〜夏シーズンに無印と同じプロセッサを搭載しつつ、価格を抑えた「a」モデルを発売するサイクルが確認されている。上記の未確認デバイスが9aとすれば、今回も例年と同様に高性能プロセッサを備えつつ、カメラやその他のスペックをダウンさせたものになる見込み。
そして、海外で推測されているところによると、今回のPixel 9aは例年に比べてリリースサイクルが早まるといい、早ければ数ヶ月ほど早い3月頃に販売される可能性も。これはApple社のコスパ志向スマホ「iPhone SE」の最新モデルがまもなく発表されるとの観測があること、コンセプトが似通っていることを踏まえたものではないか、とも指摘されていた。
特に最新のTensor G4を搭載することで、社が推進するGeminiのオンデバイス処理やの写真加工といった、最新のAI関連機能をより多くの層にリーチできるとみられる。一方で気になるのは価格帯で、まだ公にはされていないものの、物価高騰、円安が続く日本においては特に注目されそうだ。