Amazon、プライムビデオに広告表示を導入 見たくないなら「月390円」オプション用意
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アマゾンジャパンは26日、Amazon Prime Videoにおいて、プライム会員特典対象の映画やTV番組に制限付きで広告が表示されることを発表した。4月8日から機能実装が行われることが会員に向けたメールにて明らかになった。
この変更はすでに海外では実施されているもので、日本でも追随する形となった。同社によれば、Amazonが魅力的なコンテンツへの投資を継続し、長期にわたりその投資を拡大していくことを可能にするためだと説明している。
この変更に伴った現行のプライム会員の料金に変更はなく、会員側での特段の対応も不要。一方で、広告表示を希望しない会員向けに、月額390円(税込)の「非表示」追加オプションが同日から提供されることも決定した。(特定のライブイベントの配信時には、この追加オプションを選択した場合でも広告が表示されることを明記している)
また、Amazonプライムの他の特典については変更がなく配送特典、Prime Video独占コンテンツ、各種サブスクリプション、会員限定セールイベント、Amazon Music、Amazonフォト、Prime Gaming、電子書籍などの特典は引き続き提供される。
同社は本発表にあわせ、ラインナップとして「沈黙の艦隊」「次元大介」などの国内作品、「ロード・オブ・ザ・リング」「ジャック・リーチャー」などの海外作品、スポーツコンテンツとして「Prime Video Boxing」や「第3回WBSCプレミア12」があるとアピールしつつ、これらのコンテンツも広告表示の対象となる。