アマゾン、配送ドライバーに累計最大2.5億円の謝礼を贈呈 利用者負担なしで一人500円支払う
アマゾンジャパンは29日、Amazon.co.jpの配送パートナーへの感謝意を伝える「ドライバーさんにありがとうキャンペーン」を日本で開始する。同日より開催される大型セール「Amazon ブラックフライデー」と並行して展開される。
ユーザー1人あたり500円が直近の配達員に支払われる仕組み
このキャンペーンは、配送を担当するドライバーに対して消費者が感謝の意を伝える新しい取り組みとして、Alexaデバイス、Amazon.co.jp、Amazonショッピングアプリで開催。「ドライバーさんにありがとう」と伝えると、Amazonが代わりに500円を配送パートナーに支払う仕組みとなる。
対象となる配送パートナーはAmazonが配送を委託する事業者の配送ドライバーや関連サービスの担当者で、 直近14日以内の配達が対象となる。キャンペーンは50万回の「ありがとう」が達成されるまで継続し、ユーザーの支払い費用は発生しない。
参加方法はAmazonアプリやサイトの検索窓に「ドライバーさんにありがとう」と入力し、最上部に表示されたエリアを押下するだけ。最新のオーダーが表示され、その担当者に支払われる。
これは2022年に米国で初めて開始されたもので、米国外で初の展開となる。Alexaデバイスでも「アレクサ、ドライバーさんにありがとう」と話しかけるだけで簡単に参加できるのでユーザーはやってみてほしい。
Amazonは物流・配送ネットワークへの継続的な投資を強調し、8月には配送体験向上のために250億円以上を追加投資することも発表したとアピールしている。アマゾンロジスティクスの代表はこの取り組みに関して「Amazonが日々の生活に欠かせない存在となる中で、配送パートナーの皆さまも、商品を届けるだけではなく、それ以上の役割を担う存在となっています。パートナーの皆さまはお客様との関係を築き、配達先のコミュニティに欠かせない存在」とコメントしている。