早くもMNP一括1円で登場!サムスンの新作格安スマホ「Galaxy A25 5G」実機フォト&仕様をチェック

サムスンは14日、エントリー帯の新型スマートフォン「Galaxy A25 5G」を2月27日に発売すると発表した。同社が2022年に発売したスマートフォンシリーズ「Galaxy A23」の後継モデルとして展開されている。
サムスン直販価格は29,900円だが、すでに取り扱いを発表しているau系(UQmobile含む)やワイモバイルなどではMNP乗り換えを対象に「一括1円」での予約受付を開始。特にシニア層や初めてのスマートフォンユーザーをターゲットにしている。

外観を見てみると、背面はプラ系素材ながらもデザインは洗練されている印象。ただし全面のベゼル(縁)はやや太めで、特に画面下部はかなり分厚くなっている。重量は大画面である分、210gと平均やや重め。
ディスプレイについては有機ELではなく液晶を採用し、解像度は720 x 1600 (HD+)とエントリー帯の標準的なスペック。画面サイズは約6.7インチとかなり大型化しており、動画視聴やSNSの閲覧、メール作成などの操作は快適に行える大きさとしている。
バッテリー性能も向上しており、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載。さらに、A20シリーズとして初めて2眼カメラシステムを採用した。新たに追加されたのは約200万画素のマクロカメラで、花やペットの接写撮影を可能にする。ベース性能は高価格帯には及ばないが、それでも色味やコントラストはシーンに応じて自動で最適化され、誰でも手軽に質の高い写真撮影が楽しめるという。
処理性能については、MediaTek社製のプロセッサ「Dimensity 6100+」を採用。メモリは4GB、ストレージ容量は64GB(SDカード拡張可能)となっており、ブラウザの利用や動画視聴といった最低限の操作しか行わないユーザーがターゲットになっていることがうかがえる。これらの操作時でも、複数アプリを起動した状態だとアプリ間の遷移時にもたつくかもしれない。
その他の機能として生体認証は指紋、モバイルSuicaやiD決済に必要な「おサイフケータイ」の対応や防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)などが挙げられ、一般的なスマートフォンに求められる機能はひと通り揃っている。ただし、A23に搭載されていたイヤホンジャックはなくなっている点、ワイヤレス充電非対応の点はご注意。
スペック以外のポイントとして、シニア層向けに大きな文字とシンプルな画面表示を特徴とする「かんたんモード」を搭載しているほか、無料電話サポート「Galaxy使い方相談」も利用可能。健康管理アプリの「Samsung Health」も備わっているので、歩数や睡眠のデータ管理が可能となっている。
※初稿時、一部略語表記に誤りがございました。訂正しお詫びいたします。