サムスン、久々に格安バンド発売。一万円以下で買える「Galaxy Fit3」は13日連続動作が可能

サムスン電子は31日、低価格帯スマートバンドと新モデル「Samsung Galaxy Fit3」を発売した。価格は一万円を切る9,900円（税込）で、Samsungオンラインショップをはじめアマゾンジャパン、ヨドバシカメラ、ビックカメラにて販売される。

サムスンのウェアラブルデバイスは腕時計型のスマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズが主に販売されており、低価格帯のスマートバンドの投入は2020年に発売された全モデル「Fit 2」に次ぐ展開となる。

今回は一万円を切る価格設定となっており、アルミニウム製のボディに1.6インチのディスプレイを搭載し、前モデルと比べて45%大きな画面サイズを実現。バッテリー持続時間は最大13日間持つ（公称値）としており、一般的な他社製スマートバンドの機能性を有する。

また、健康管理機能の充実をアピールしており、特に睡眠に関してはパターンの追跡やいびき検知、血中酸素レベルのモニタリングなどに対応。収集したデータを基にパーソナライズされた睡眠コーチング機能も提供する。

安全機能として転倒検知と緊急SOSを新たに搭載し、異常な転倒を検知した際は緊急サービスへの自動連絡が可能。その他スマートフォン他の連携機能ではカメラリモート操作やメディア再生のコントロールにも対応する。

なお注意点としては、接続とセットアップの際にAndroid 10.0以上を搭載したスマートフォンとのペアリングが必要となるほか、緊急通話機能を利用するにはGalaxyスマートフォンのGalaxy Wearableアプリで機能を有効化する必要がある。