【実機】2.3gの指輪で健康測定。サムスンのスマートリング「Galaxy Ring」が日本上陸 6.3万円


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サムスンは日本時間の23日未明、すでに海外で販売を開始していたスマートリング「Samsung Galaxy Ring」の国内発売を発表した。2月14日(金)よりオープンマーケット版がSamsung オンラインショップや各ECから、キャリア版がauとソフトバンクからそれぞれ販売を開始する。価格は63,690円。

本製品は「指に装着するだけで日々の健康状態を把握できる革新的なスマートデバイス」と題して展開する、指に装着するタイプの小型ウェアラルガジェット。サムスンの最先端センサー技術とGalaxy AIを搭載するとアピールする。

重量は約2.3~3.3グラムと非常に軽く、24時間連続で健康モニタリングを行える。チタニウム素材を使用し、ブラック、シルバー、ゴールドの3色展開で、11サイズから選択可能となっている。

特に睡眠分析機能が有用だといい、睡眠スコア、いびき分析に加え、睡眠中の動き、睡眠潜時、心拍数と呼吸数など、詳細な睡眠の質の分析が可能になっている。また、生理周期の記録や心拍数の通知、トレーニングの自動検出なども備え、すべてはブランドの健康管理アプリ「Samsung Health」に統合して表示される。

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また、すでにGalaxyブランドやその他スマートウォッチを常用しているユーザーに対しても有用だといい、スマートウォッチ本体を腕元から話している最中や、電池切れの際にGalaxy Ringをメインのデータ情報源とすることができるという。

健康データを取得するため、バッテリーによる駆動が必須となり、充電スパンが使い勝手に大きく影響しそうだが、公称値での持続時間は「最大7日間」とのこと。

注意点としてはiOSでの利用ができない点、キャリア版のサイズは9サイズ、10サイズの身である点、購入方法がやや特殊(オンラインの場合はサイズ測定キットを使って一度大きさを測って、再度情報を送付する)である点がある。

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著者 編集部 IT/デジタル担当
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