アップルに加えサムスンも…今年のスマホは「スリム化」する一年に?薄型軽量なモデル展開の可能性に期待
アップル社が2025年内に展開を予定している次期iPhoneシリーズから薄型軽量化した「スリム」モデルが新たに加わる可能性が濃厚になるなか、スマートフォンの世界シェアで対抗するサムスンも次期ハイエンドシリーズ「Galaxy S25」系で「スリム」モデルを展開すべく、開発に取り掛かっているとの報道が韓国国内からなされていた。
アップルをめぐっては昨年下半期頃より、「iPhone17 Air(仮称)」と題したスリムなスマートフォンの展開が示唆されていた。これは現地サプライチェーンから新たなディスプレイの量産を本年内に行うとの計画が報じられたことで浮き彫りとなったもので、屈指の薄さを誇った「iPhone 6シリーズ(6.90mm)」「iPhone 16シリーズ(7.80mm)」と比較しても大幅な薄型化が図られると予想されている。
そして昨年11月頃より、IMEIデータベースにサムスン「Galaxy S」シリーズとおぼしき新たな未確認デバイスが見つかったといい、これまでとは異なる新モデルの開発が検討されているとの報告が話題になった。一部の情報筋はこの薄型モデルを命名規則にならい「S25 Slim」と呼称しており、カメラシステムはiPhoneを上回るものと予想していた。
現時点ではこれらの情報は確定的な情報ではないが、近年大型化、重量化が進んでいた大手メーカーの端末ラインナップにおいて、薄型や軽量なモデルへの需要は一定数あるものと見られ、特にアップルの場合は他モデルと比べて人気が落ち着いている「iPhone Plus」シリーズの後継として位置づけられる可能性も。
アップルはこの他にも、新たなスマートフォン製品として日本国内で根強い人気を誇る、比較的小型な「SE」シリーズ系統の最新モデルを近々発表される可能性が濃厚となっており、2025年は(まだ始まったばかりではあるが)スマホ分野では「スリム化」する一年になるかもしれない。