最も満足度が高いポイント経済圏は?知名度は「楽天ポイント」が最多も…成長した経済圏も確認
![アイキャッチ画像](https://0115765.com/wp-content/uploads/2025/02/0207-fjt5cjf4.jpg)
モバイル分野の市場調査を行うMMD研究所が今年1月に実施したポイント経済圏の消費者調査によると、最も意識されている経済圏として「楽天経済圏」がトップであることがわかった一方、総合満足度においては「PayPay経済圏」が79.0%でトップとなった。
本調査は同研究所が18歳から69歳の男女25,000人および経済圏メイン利用者2,500人を対象に実施。認知度の調査項目では「楽天経済圏」は43.6%となり、前回調査から0.3ポイント増加している。特にau経済圏の満足度が前回調査から5.6ポイント上昇し、最も大きな伸びを示していた。
最も活用している共通ポイントを聞いた項目では「楽天ポイント」が57.2%と最も多く、続いて「Vポイント」が39.1%、「PayPayポイント」が38.5%となった。そのうち意識しているポイント経済圏に置いても同様に「楽天経済圏」が43.6%と最も多く、次いで「PayPay経済圏」が17.8%、「ドコモ経済圏」が16.2%となった。
![「意識しているポイント経済圏」の回答結果](https://0115765.com/wp-content/uploads/2025/02/0207-uhvgzktt.jpg)
一方、経済圏の総合満足度を聞いたところ「満足」と「やや満足」を合わせた満足している割合は、PayPay経済圏(n=500)が79.0%と最も多く、次いでイオン経済圏(n=250)が76.4%、楽天経済圏(n=500)が76.0%となり、前回調査比ではイオン経済圏が最も伸ばした。
各経済圏のサービス利用開始のきっかけは、事業者の特性を反映する結果に。ドコモ経済圏とau経済圏では「モバイル通信」、PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」、楽天経済圏は「ECサイト」、イオン経済圏は「電子マネー」、Vポイント経済圏は「ポイントカード」が、それぞれ主要な契機となっている。
調査概要「2025年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」
調査期間:2025年1月10日~1月14日
有効回答:<予備調査>25,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施<本調査>2,500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>ポイント経済圏メイン利用者