KONAMI、新作MLBゲーム「メジャスピ」で快進撃…1ヶ月収益は6.2億円と試算、大谷翔平選手の起用も反響
KONAMIが2024年10月に配信を開始した新作スマホゲーム『MLB PRO SPIRIT(メジャスピ)』が、好調なスタートを切っていることが明らかになっている。調査会社Sensor Towerが2月に取りまとめた報告によると、リリースから1カ月の世界収益は400万ドル(約6.2億円)超え、その90%以上を日本市場が占めたと試算している。
アイコンに大谷選手を起用、日本からの圧倒的支持
KONAMIといえば、『プロ野球スピリッツ』や『実況パワフルプロ野球』など日本プロ野球を題材にしたコンシューマタイトル、モバイルタイトルを多数展開していることで知られているが、同作はMLB(メジャーリーグベースボール)を題材にしている。
同作が好スタートを切った要因として、調査元は、KONAMIの野球ゲームアンバサダーに就任している大谷翔平選手の起用を挙げた。リリース直後からアプリ内で実施された「Shotime Login Bonus」キャンペーンでは「カバーアスリート:大谷翔平(DH)」の獲得が可能となり、ユーザーの期待に応えた。また、同社の人気タイトル『プロ野球スピリッツA』で実績あるゲームシステムを踏襲したことも、支持獲得につながったと推察した。
配信開始後の勢いは、ダウンロード数にも表れている。iOS端末における無料アプリダウンロードランキングでは、配信初日から首位を獲得。その後も11月3日まで上位5位以内をキープする好調ぶりを見せた。
MLBゲーム大手の韓国系も突き放す初速
これまでMLBを題材としたモバイルゲーム分野では、韓国パブリッシャー「Com2uS」が強みを見せていた。同社の『MLB Rivals』は2024年1月から10月までの期間で、日本市場において1,000万ドルの収益を記録。その他複数のMLBタイトルを出しているが、メジャスピのリリース後の1カ月間(2024年10月23日~11月22日)では、Com2uSの既存タイトルを4倍以上引き離し、収益トップに躍り出た。
また、KONAMI内部においてもメジャスピは早くも重要タイトルの一角に食い込んでいるようだ。同期間における同社のモバイルゲーム収益シェアでは「プロスピA」に及ばずも、上位4位(7%)に位置づけられており、持続性を含め今後の展開にも注目したい。
メジャスピがリリース直後からダウンロード数ランキングでトップに、KONAMIのモバイルゲーム別収益トップ4の一角に
アプリ情報/権利表記
■eBaseball™: MLB PRO SPIRIT(よみ:イーベースボール エムエルビー プロ スピリット)
メーカー:KONAMI
配信日:2024年10月23日(水)
配信国・地域:アメリカ、オーストラリア、カナダ、コロンビア、台湾、ドミニカ共和国、日本、パナマ、ベネズエラ、メキシコ
対応言語:日本語、英語、スペイン語、中国語(繁体字)
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