最新のAndroidに更新したら起動不能に―またも「Pixel 6」の文鎮化報告が寄せられる


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Googleが新たに配信を開始したAndroidの最新バージョン「Android 15」において、同社スマホのPixel 6シリーズ端末が突如として使用不能となる不具合が海外掲示板などで報告されている。本アップデートは約1週間前から配信が開始されているが、念のために更新を控える動きが見られている。

Redditなどに投稿された情報によると、不具合は突如として起動不能になる、クラッシュするというもので、報告数もそれほど多くないため、ごく少数で発生するものと見られている。

発生条件としては、Android 15の新機能である「Private Space」を有効にした直後になったと報告されている。また、その影響を受けた端末では、普段の操作で起動などができなくなっているといい、事実上の「文鎮化」が起こっているようだ。

また、Private Spaceとは無関係な状況でも同様の問題が報告されており、公式発表も行われていないため、対象端末のユーザーの間で混乱が広まっている。

Pixel 6シリーズを巡っては今年7月にも同様に「文鎮化」する報告が話題になったばかり。2021年〜2022年に発売された過去機種であるPixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6aにおいて、ファクトリーリセット(工場出荷時状態への初期化)を実行した際に「一部の環境で再起動ループが発生し、画面が真っ黒になってエラーメッセージが表示される」ものだった。

8月のケースでは、のちにGoogleから修正されたアップデート「AP2A.240805.005.F1」が配信され解決していたので、もし不安な場合は、状況が明確になるまでアップデートを控えることが良いかもしれない。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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